パスポート申請書ダウンロード
この4月1日に息子のパスポートの期限が切れます。タイミングが悪いことに、フィリピンでは学校の夏休みは4月から。4月になってからだと、いつでも息子を連れて行けるのですが、期限切れの後に申請すると、日本から戸籍謄本を取り寄せる必要があってとても面倒なことに。お役所は当然のように土日や(フィリピンの)祝祭日には一切対応してくれません。
厄介なのはマニラの大使館やセブ、ダバオの領事館に行かないと、申請用紙が入手できないことです。自分のことならばとっとと出かけて行って、その場で用紙に記入すれば何も問題ないけれど、息子のパスポートなので息子の署名が必要。つまり私たちのように、大使館・領事館がない島に住む日本人は、とても不便なことに。「学校ぐらい休ませろ」ってことでしょうか?
ところが偶然にも、つい最近外務省が「パスポート申請書ダウンロード」なるサービスを開始しました。この投稿を書いている2016年3月3日現在、日本国内での申請にはまだ使えないようですが、海外の大使館や領事館では受付できる。これは助かったと思って早速試してみたら...。
PDFのファイルはあっさりダウンロードできたのに、なんとMacではプロテクトがかかって開かない。Windowsマシン限定って、何のためにこんなことするの? 仕方がないので家内のWindowsで試してみましたが、日本語OSが入っていないので、これもダメ。
そこで日本語OS搭載のWindowsを持っている日本人の友達にお願いして、わざわざ自宅にパソコンを持って来ていただきました。慣れないWindowsと悪戦苦闘して、1時間ばかりでようやく2枚プリントアウト。
次は、パスポートに貼る写真。これは日本にいる時から知ってましたが、撮影された顔の大きさがプラスマイナス2ミリ以内の誤差で決まっている。日本の写真屋さんなら簡単にできるかも知れませんが、少なくとも田舎町のシライでは、できる場所があるとは思えない。仕方なしに隣街の州都バコロドのパスポート写真を撮ってくれるスタジオへ。
かなりの労力を消費して準備が終わり、やっとセブの日本領事館に行ったのが昨日でした。ところがそこでもすんなりとは終わってくれません。長くなりそうなので、次回に続きます。
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