アメリカのオバマ大統領が、被爆地広島を訪問することが決まりました
かつて第二次世界大戦でアメリカと日本は互いに敵国として戦い、アメリカは広島と長崎に原爆を落としました
核爆弾を落とした国の大統領が、落とされた国の都市・広島に訪れるのは初めてのこととなります
アメリカによる核兵器で殺された多くの人は民間人であり、戦争では本来兵士などの戦闘員以外の民間人を殺めてはならないという取り決めがあります
核兵器や東京大空襲など、日本の民間人を対象に大虐殺をなした行為は、終戦を速めたという言いわけで正当化されるものではありません
戦後にナチスドイツがユダヤ人を大虐殺した出来事を世界は糾弾していますけど、戦勝国であるアメリカも日本人に対して同様に民間人を意図的に大量虐殺しており、その罪はナチスに匹敵されるものでしょう
いままで批判を受けてこなかったのは、戦闘に勝利した国であったため、不問に伏されていたということでしょう
もしもオバマ氏が広島を訪問して、アメリカが核兵器を使用して、日本の民間人を大量虐殺してしまったことを謝罪するならば大きな意味があります
戦後に世界に広めてきた戦勝国による一方的な価値観に修正が入るということを意味します
ですが直接謝罪する可能性は低く、「ともに核兵器の無い世界をつくろう」などと宣言されたら、日本にとってはマイナスとなるでしょう
そのような宣言を日本も賛同するならば、日本は核兵器に対する研究・開発の道を閉ざされ、アメリカの核の傘も無くなっていく可能性があります
すると北朝鮮などは一生懸命に核兵器を開発ししていますけど、そうした無法国家ばかりが核兵器を持っていき、彼らのやりたい放題の世界へと向かっていくでしょう
オバマさんは善良な方ではあるのですが、悪に対して押しとどめる力が弱いといえます
シリアでは凶暴な指導者が自国民を殺害していますけど、残念ながらオバマ氏の優柔不断によって多くの方が悪い指導者の犠牲となってしまっています
もしもオバマ氏が直接謝罪をする気がないのであるならば、広島への訪問は拒否したほうがよいでしょう
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