サクッと調整したのですが、どっちがどっち回りか忘れていたので防備的に載せておきます。
ついでに、自宅で簡単に光軸を調整する方法も記載しときます。
光軸の調整に必要なものは、
- 平らな地面(※)
- 鉛直な壁面
- メジャー
- マスキングテープ(目印用)
- プラスドライバー
ってところですかね。
※の地面については、水勾配程度の勾配は仕方ありませんが、車輌の置いてあるところから壁面まで一定の勾配であることが必要です。
駐車場の形態によっては、壁面付近は水平気味に仕上げて徐々に勾配をつけていくような仕上げもありますが、そのような場合には水糸を張ってそこを壁の立ち上がりの起点とみなせば可能ですね。
続いて、壁面に向かって真っ正面に車両を置きます。
合わせる光軸の高さに必要な情報は、以下の通りです。
合わせる光軸の高さに必要な情報は、以下の通りです。
地盤面からヘッドライトランプの中心点までの高さ・・・63cm(Y)
壁面からヘッドライトランプまでの距離・・・2m(X)
ロービームは40m先を照射するので、63cmを40mで除して1m当たり1.575cm照射ラインを下げる必要があります。
今回、壁面から光軸までの距離(X)が2mなので1.575×2=3.15cm(⊿Y)で、この3.15cm(⊿Y)を地盤面から光軸の中心点までの高さ(Y)から減じた59.85cm(Y')に、照射ラインを合わせます。
少し見えづらいですが、ロービームの照射ラインには目印用のマスキングテープを貼ってあります(赤い矢印)。
ちなみにハイビームの場合100m先を照射するので、Yを除す数字を100にすればいいわけです。
なので、これを式にすると、
- Y' = Y -⊿Y
- ⊿Y(ロービーム) = X (Y/40)
- ⊿Y(ハイビーム) = X (Y/100)
- Y' : 照射ラインの高さ (cm)
- Y : 地盤面からヘッドライトランプまでの高さ (cm)
- X : 壁面からヘッドライトランプまでの距離 (m)
ヘッドライトの光軸調整は、ここで行います。
ご覧の通り、プラスドライバーで回せるようになっています。
時計回り方向は光軸を上げ、反時計回りは光軸を下げます。
たしか、フォグライトの光軸調整も同じ向き(時計回りが上げ、反時計回りが下げ)だったはず。
奥まっていて見えませんが、プラスドライバーで調整します。
そんなこんなで、簡単メンテ忘備録でした。
すごく簡単ですが、参考にされる方はお約束の自己責任でお願い致します。
んでは!
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