C200 スポーツパッケージ |
2017/07/18 リライト
非常に申し訳なく感じていた記事です。
理由としては写真があまりにも少ないことですね。
やはり、外装や内装を語る上では写真の有無が非常に大切になってきますので重ねてリライトしていきたいと思います
追記:写真に関してはC200のステーションワゴンタイプになります
今回は「Cクラス C220dレザーパッケージ」に試乗してきました
試乗前の車へのイメージ
Cクラスへの期待感は無かったんですがネットでの賞賛の嵐、画像見てる限り質感はDセグメント、いや、Eセグメント含めても豪華さで言えば一番かな?ってイメージですね
前回のアテンザ試乗記事で同じディーゼルがメーカーでどれくらい変わってくるのか?
どういった車になったのか
では、試乗記へ移ります。
ちなみに僕の評価基準はざっくりしてます。
外装
内装
安全性
運転のしやすさ
楽しさ&乗り心地
を各テーマごとに分けて書いてます。
後半2つに関してはディーラーさんの計らいの部分と主観だから、それはディーラーさんで直接試乗した方がいいですよ。
あくまでも素人目線なので悪しからず
写真はC200の物 |
外装
フロントフェイスについて
いや、Sクラスやん、なんでこんなかっこええねんってのが第一印象
んで、これ出てもうたらEクラス売れへんやん。Sの大きさに疲れたオーナーも食ってしまうんちゃうんって正直思いましたね。
ヘッドライトデザイン
これまたLEDでエンジンスタート時にはライトがグラデーションしてから青白いライトになるんすよ。
めちゃくちゃかっこいいです。
フォグランプ
今回のはフォグって概念が無いです。十分に明るくて電球交換のわずらわしさから開放されるのではないかな?と思います
ブランドロゴ
スリーポインテッドスターが鼻先につく。
個人的にはメルセデスのアグレッシブさが押し出された強気なデザイン。
ボディラインについて
こちら相当の技術です。まじで遠目からサイドビューだけでSクラスか判断しろって言われても無理です。
ボディデザイン
スモールSの意味がやっとわかった。
いや、ここまでクオリティあげてきたら競合は企業努力を惜しめません。
タイヤ
AMGラインやと18インチになるんやけども、僕はなんもないやつやったから17インチでしたね。
バランスは全然問題ないです。
むしろええ感じです。
攻める感じの人やったら18インチにしたほうがええかな
C180とかやったら16インチあるんすけど、これはディーゼルのパワーに耐えるだけの大きさが必要やったんですかね。
写真に関してはC200のステーションワゴンタイプになります。
リアデザインについて
遠目ではSクラス
現時点でDセグメントの中で間違いなく
「高級感」ではナンバーワンやね。
リアライトデザイン
最近メルセデスの流行のヒトデみたいなデザインで、夜でも「メルセデス」を主張してます。
この後ろ走るんが最近僕のマイブーム
マフラーデザイン
これはAMGパッケージつけてもノーマルでもあんまり変わりません
C180以外はフェイクのマフラーで隠して、ちょいと簡素なマフラーがその下で震えてます。
トランクの要領
セダンで480L
ワゴンで470L
後部座席のシートを倒せばどちらとも1400L超えます。
外装まとめ
1000万を超えてくる「Sクラス」と同じくらいの雰囲気をかもし出す、ラグジュアリーを求める方には最強のコスパを誇る車になってます。
外装だけでこのクオリティ。
内装
前席について
前席のラグジュアリー感はDセグメントでトップ。
もうこんな内装で価格考えたらほんまに大丈夫か?と心配になるレベルですわ。
アウディA4の試乗記事でも書いてますが、高級感では頭ひとつ抜けてます。
アウディの内装のクオリティも負けてないです。
ハンドルの握り
スポーティに振ってるから握りやすさは良かったです。
前回のアテンザのハンドルも負けず劣らずです。
でも、ハンドルのボタン類のクオリティはさすがCクラスです。
内装デザイン
スポーティラグジュアリーを地でいってます。
チリ合わせも上手です。
木目パネルも「調」ではなく本物です
落ち着きのある内装色やスポーティなクランベリーレッドなどのチョイスで表情が変わります。
装飾品
メッキで縁取りされていないパーツを探すほうが難しいです。
しかもこれも「調」ではなく、ひんやりとした本物の金属です。
操作パネルの使いやすさ
これは今流行のコマンダーを使ったものですが、営業マンからは「正直国産のナビのほうが使いやすいし、賢いです」とのことです。
慣れたら問題ないとのことですが、驚くなかれ、お持ちのスマートフォンなどと端子でつなげば、この画面に出力できます。
スマートフォンと同じ使い方が出来るなら慣れるのも早いかも。
シートのセッティング
電動パワーシートなので細かな位置調整ができるのも魅力ですし、ランバーサポートも付いているので、運転で疲れることもないです。
後部座席について
狭い狭いと言われるDセグメントの後部座席
実際に座ってみると、申し分ない広さとは言えませんが、イメージしているよりもかなりいいです。
こじんまりはしてるけど、窮屈を感じることはないかな?
エアコンの噴出し口
これはDセグメント(3シリーズ、A4、IS)で比べるならば一番クオリティ低いです。
シートのすわり心地
座面はちょうどいいです。
僕は女の子からやたらとお尻が小さいことで有名なのでこれが寄与してるかも。
ドアのパネル質感
内装質感同様かなり高いものです、スピーカーなどもメッキで囲まれていて質感は相当に高いです。
室内灯
LEDなん?なんなの?
反射をうまく利用しててめっちゃかっこええんやけど!!!
ライトで感動したのはレクサスRXのタッチしたらライト点く時くらいでした。
内装まとめ
内装でボタンやスイッチや給油カバーのレバーですらメッキ加工されて、操作パネルの真ん中の時計もクオリティ半端じゃないです。
内装質感は現行のEクラスとタメ張れるレベルです。
BMWの5シリーズのラグジュアリーくらいでは太刀打ちできないラグジュアりー感です。
Dセグメントでここまでクオリティやられたらメルセデスの「Sクラス」の大きさに疲れた年齢層はこっちに走ってしまって食ってしまいます。
安全性
ソフト面での安全性(アイサイト系)について
こいつはすごい機能です
「安全」を考えさせたらメルセデスに勝てるメーカーないんじゃないかと思うくらいにすごいです。
「レーダーセーフティパッケージ」
標準装備ではありませんが、これを着けることで得られる安心感は装備していない状態とは比べ物になりません。
システム説明
YANASEさんのHPです
カメラとレーダーを使って判断をしてます、二枚看板で
例えば、
逆光やったり、路面がぬれている状態などでカメラの判断が聞かないときでもレーダーで判断。
人間を障害物として判断できない部分がありますので、その場合はカメラで判断。
普段は二枚看板で監視。
おそらくこの機能もさらに上のものがSに搭載されてマイナーチェンジやフルモデルチェンジで投入されるのでしょう。
用法要領
これはステアリングについているバーを少し操作するだけで機能します。
ただ過信はしてはいけません。
「絶対に前を見て運転する」
「油断しない」
「歩行者優先」
これは徹底しましょう、あくまでも補助的な使い方で・・・
ハード面での安全性(衝突の際のボンネットを浮かせるなど)について
車体身に施されている装備では
人身事故の際、衝突した相手への被害軽減が考えられています。
機能説明
衝突時にはボンネットが車の本体側にボンネットが7cmほど開いて衝撃を和らげる昨日があります
しかも、Cクラスはアルミもかなり使ってるので緩衝は少々期待できるものやと思います。
安全性まとめ
安全を考え出したらメルセデスははずせませんよね。
例えば、木目パネルって衝突したときに割れたりして人に刺さったりするんですが
メルセデスはその木目の間に鉄板をいれて割れないようにしたりして、安全考えとるんです、もう安全フェチです。
運転のしやすさ
ボディサイズについて
Cクラスといえど、最近は巨大化してます。
これは質感や室内空間の広さなどユーザーのわがままをきいていくと出てくるスパイラルです。
こいつをどう処理していくのかでメーカーの目指すものが見えて来ると思います。
数値からみた取り回し
4690×1810×1435mm
全幅の大きさが際立っていますが、他のDセグメントと比較すればかなりかわいいほうです。
A4なんかEセグメントにかなり近いところまできてますので。
車内から感じたこと
大きさについてはそこまで感じませんでした、最近の車は車内から見れば大きさを感じさせない=取り回しのしやすい、感覚をつかみやすい車作りがなされているのでしょう。
創意工夫について
この車で特に感じたことは
自分が今乗っている「ノア」よりもはるかに運転しやすいということです。
視点が低くなるにも関わらず、全くそこのネガティブな部分がなく、運転姿勢なども含むストレスがないからかな?と思わされましたね。
運転のしやすさまとめ
気軽に乗り換えることのできる大きさですとは言い切れませんが、少なくとも国産ミニバンのノアクラスを普段から乗っている人からすれば、車幅を少し気にする程度で問題ないかと。
楽しさ&乗り心地
ハンドリングについて
ハンドリングは前述のとおり、握りやすくて結構遊びもなくリニアに反応するとはこのこと屋と思います。
危機回避なんかにも役立ちますし、足回りがしっかりしてるから立ち上がりも不安ないです。
軽快さ
軽い軽い!
車両重量は1650kgですがパワーがありすぎるのでビューッといけちゃいます。けど軽いだけじゃないです、しっとりと舐めるような走り心地は試乗してもらえたらわかると思います。
加速感について
トルクフルな走り心地、アテンザ試乗記事で感じたパワーより強くグイグイきます。
これは走ってて気持ちいやろう思わされる加速感。
過不足
過不足でいえば過ぎた力です。
これでもパワー不足の方は日本の道路にあってないので、海外へGOしてください。
遮音性について
いや、静かです。
外から聞いたら確かにうるさいですが
アテンザ比較でいえば、アテンザの勝ちかな?
人を乗せて不愉快にならないか
後部座席での乗り心地は試せてませんが、乗り心地はいいでしょう
アウディA4と同じくらいには快適と思います
エンジン音
これは個人のアレですけど、正直気持ちええです
全く悪くない。ディーゼルの吹き上がりも楽しいですよ!
荒れた路面での乗り心地について
これは試乗コースがかなりいい道だったので試せてません。
楽しさ&乗り心地まとめ
走りの楽しさとラグジュアりーさを考えれば、これが一番かな?と思える楽しさです。
日常で必要なパワー以上はポテンシャルとしてもってますからw
総評
この車の魅力について
Dセグメントで一番の豪華さを纏ってるこの車の魅力は明かり知れないです2015年の外車販売台数がワーゲングループを抜いて1位に寄与してる部分でしょうね
総合評価的に言わせて貰えば、本当にすごいものをこのクラスに導入しやがったなってのが感想
ですね。
もちろん、若造の僕には全然手は届かんけど、必ず買おうと思っているセグメントがこの「Dセグメント」なんよね
なんでかっていうとエントリーというには完成度が高いし、試乗しにいったりするときにやっぱり対応が違うんよね。
だって僕のノアで試乗しにいってもやっぱ「雑」に扱われているのが分かるもんね。
もちろん、本気で候補にはいっているから試乗しにきた、もしどうしてもほしくなったら買う!くらいの気持ちでいっているんだけれど、ノアだと説得力に欠ける。
「高級車を購入しそう」ってパンチがたりんねやろうね。
価格的魅力
このクオリティでこの価格ならはっきりいってお買い得です。
これでメルセデスのセダンシリーズのエントリーであれば650万くらいでうなずけると思います。
技術的魅力
ディーゼルの維持費への影響は計り知れません。
今までハイオクガソリンの人が20%くらい削減できたら、五年のったら100%です。
そして実用域までもってきたレーダーセーフティには感動しましたね。
国産車やと試乗時には試させてくれないのが多いのが実情ですから。
所有する魅力
ベンツを所有する魅力はステータスと思われがちですけど、これはステータス抜きで賢い買い物やとおもいます。
内容みたら、妥協じゃなく納得して判子押せますよ。
競合車との差別化について
Dセグメント内でも頭一つ出た内装の質感はどこのメーカーにも真似できないでしょう。
比較される部分
おそらく、価格の勝負でいけばBMWに勝てません。
緻密なチリ合わせと質実剛健な造りで行けばアウディには勝てません。
購入後サービスや国産特有の日本の道に合わせた販売ならレクサスに勝てません
豪華絢爛、ラグジュアりーではナンバーワンです。
他車より良い部分
豪華さと先進技術の投入で1クラス上の安全性はどこにも勝てないでしょう。
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