完全自動運転でアメリカ横断5,470kmを達成したDelphiと、カメラシステムによる先進運転支援のパイオニアであるMobileyeが、コラボするようです。
なんでも、2019年を目標に、自動運転用プラットフォームを開発するんだとか。
この自動運転プラットフォームですが、SAEレベルで言えば「4」に該当するようなシステムが標準になるとのこと。
(出典:国交省の資料)
これ、よく言われている自動運転の定義のレベル4に該当するわけです。
なんだか基準が乱立して分かりにくいのですが。
いずれにせよ、DelphiとMobileyeがコラボして2019年に出す予定の自動運転用プラットフォームは、『一部人間が介入する必要があるものの、ほぼシステムが主体となるタイプの完全自動運転』ということになります。
Mobileyeはカメラシステムのほか、マッピング、コンピューターの学習機能(ともすれば深層学習)、位置情報などを主に担当するようです。
Delphiは、レーダーや超音波スキャナーなどのカメラ以外のデバイスと、それら装置とカメラからの複合情報を統合して自動運転に反映するシステムを担当するようです。
なかなか鬼に金棒の組み合わせですね。
どこかで読んだのですが、自動運転が盛んになればなるほどそれらの技術を持つサプライヤーは強くなり、ともすればメーカーとの立場が逆転することになるかもしれない、とありました。
サプライヤーが協業して自動運転用のプラットフォームを作り始めるなんて、その兆候そのものと言う気がします。
これにBoschがどう絡んでくるか?はたまた立ち向かってくるか?
その辺も注目ですね。
んでは!
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