概ね10cm弱といったところでしょうか。
ご覧の通りべっちゃり湿った重たい雪で、こういう雪ってRWD(後輪駆動)のクルマがはまりやすかったりするわけですが。
初めてのFR車ということもあって、ちょっとドキドキしながら通勤経路に向かってみました。
家の前の私道は先ほどの画像の通り、数台通った程度できれいな轍が出来ているくらいだったので、それほど苦労することなく出れました。
で、もう一本市道を挟んでからちょっと通りの多い県道に出るのですが、そのもう一本の市道が除雪されていない状態で踏み固められ、その上にシャーベットが溶けかけた状態の踏み荒らされた雪が覆いかぶさっていました。
そこから県道に出るには一時停止してから見通しの悪い歩道を横切って出るのですが、そんな状況だとDSC(ダイナミックスタビリティコントロール@横滑り防止装置)が邪魔して上手く発進できず。。
で、こういう時にやることって、こうですよね。
ここにあるDSC/DTC オフボタンを・・・
ポチっとな。
これで、DSC(ダイナミックスタビリティコントロール)が解除となります。
これによりDTC(ダイナミックトラクションコントロール)が作動し、ぬかるみや深雪等を脱出できるよう最大駆動を発揮するモードになるんだとか。
インパネ上は、こうなるんですね。
ディスプレイ上も、この表示が出ますね。
で、この状態から発進したら、特段ホイルスピンすることもなくスッと出れました。
ちょっと驚いたのが、そのスムーズさ。
先ほどまでスッと出れなくてもどかしい感じがしたのが、何事もなく出れました。
え?パートタイム四駆のボタンだっけ?・・・ってぐらいの感覚でしたね。
DTC(ダイナミックトラクションコントロール)、おそるべし。
そう考えると、これはどう使うんでしょう?
先ほどのモードセレクトボタンの上にあるDSCオフボタンを3秒長押しすると、DSCもDTCも両方解除になるようですが。
SPORT+モードとしてでなく、深雪の脱出なんかでも使えるんですかね?
理屈で言えば、DTC(ダイナミックトラクションコントロール)は一定の横滑りを許容するものの、閾値を超えてくるような場合にはDSC(ダイナミックスタビリティコントロール)で介入してくるわけですから、程度の違いがあるもののシステム自体は同じということですよね。
ですが、深雪の脱出の場合には、脱出しやすいように左右の駆動を調整するようにDTCが働くってことなんでしょうか?
まあこの辺は、リアルな雪国生活の中で見つけていこうと思います。
とは言え、やっぱり重要なのはそんな装置よりも、接地面であるタイヤ。
初雪が楽しみだったのは、初ブリザック VRXを試したかったからだったりするわけですが。
やはりブリザックシリーズ最高峰だけあって、その雪上性能は文句なしでした。
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まだシーズン初めのシャーベット状の雪でしか試していないものの、やはりブリザック VRXの雪への喰いつき方は安心感が断然違いますね。
こういうシャーベット状の雪って表面の水の膜が厚くなるので、安物スタッドレスタイヤだと低速でもハイドロプレーニングになることがあるのですが、ブリザック VRXはその予兆さえ感じさせないんですよね。
スタート時、加速時、ブレーキング時、コーナリング時、すべてで水の膜を捌けさせて溝の部分で雪をしっかり掴んでいる感じが伝わってきます。
本当に安心感が違いますし、おそらく雪上・氷上の限界性能もかなり高いことでしょう。
しかし、ブリザック VRXはそれらについてもかなり改善されており、今のところドライ路面での走行性能や燃費の悪化具合に対する不満がないくらいです。
というわけで、これから冬本番になるわけですが。
新雪に圧雪に凍結路に深雪に色々な冬道を走ってみて、このブリザック VRXの性能の良さを確かめつつ、DSC/DTCの使い分けを体にしっかり叩き込もうと思います!
また気付いたことがあったら、ネタにしますね~。
んでは!
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