その時のグラフを一つにすると、こんな感じです。
でもこれだけだと、その中身が分からないブラックボックス状態ですよね。（・・・ミイラ取りがミイラになったこ●けファーストようなｗ）
冗談はさておき、この手のネガティブな情報は詳細なデータなく開示することはあまり良くないと考えていますが、前回そのまま書くと記事全体が冗長になるため控えました。
なので今回、その内訳（詳細データ）を開示して補足しようと思います。
また、それだけじゃつまらないので、メーカーごとに「最も不具合が多かった年式」「最も不具合が多かった距離」「最も不具合が多かったカテゴリ」も、今後の伏線も兼ねて載せようと思います。
まずは、おさらい。
（細かい点で疑問でしたら、 前回の記事をご参照ください。）
【対象車両の抽出方法】
- 2016/4/1～2017/3/31の間に国交省の不具合情報サイトに報告されたもの
- 2008年（平成20年）初年度登録以降の車両
- A（重大）・・・走行不能、重大事故のおそれ大、修理費中～大
- B（支障あり）・・・走行支障あり、重大事故のおそれあり、修理費中～大
- C（軽微）・・・走行に支障なし、事故のおそれほぼ無し、修理費少
- D（除外）・・・原因不明 or 因果関係不明 or 整備時の人為的ミス
- （不具合報告件数 ÷ 累計販売台数(2008～2016)）×100,000
【データソース】
ここからが本番です。
【メルセデスベンツ】
- 累計販売台数(2008～2016)…418,919台
- 不具合報告対象車両合計…50台
- A（重大）・・・10台 [ 指数 2.39 ]
- B（支障あり）…20台 [ 指数 4.77 ]
- C（軽微）・・・12台 [ 指数 2.86 ]
- D（除外）・・・8台
- 最も不具合が多かった年式＠初年度登録ベース
- A～C合計・・・2015年式
- 最も不具合が多かった距離
- A～C合計・・・2～3万km
- 最も不具合が多かったカテゴリ
- A～C合計・・・エンジン
【BMW】
- 累計販売台数(2008～2016)…361,240台
- 不具合報告対象車両合計…51台
- A（重大）・・・12台 [ 指数 3.32 ]
- B（支障あり）…24台 [ 指数 6.64 ]
- C（軽微）・・・11台 [ 指数 3.05 ]
- D（除外）・・・4台
- 最も不具合が多かった年式＠初年度登録ベース
- A～C合計・・・2008年式
- 最も不具合が多かった距離
- A～C合計・・・3～4万km
- 最も不具合が多かったカテゴリ
- A～C合計・・・エンジン
【MINI】
- 累計販売台数(2008～2016)…145,855台
- 不具合報告対象車両合計…18台
- A（重大）・・・6台 [ 指数 4.11 ]
- B（支障あり）…7台 [ 指数 4.80 ]
- C（軽微）・・・5台 [ 指数 3.43 ]
- D（除外）・・・0台
- 最も不具合が多かった年式＠初年度登録ベース
- A～C合計・・・2016年式
- 最も不具合が多かった距離
- A～C合計・・・0～1万km
- 最も不具合が多かったカテゴリ
- A～C合計・・・エンジン
【アウディ】
- 累計販売台数(2008～2016)…212,399台
- 不具合報告対象車両合計…48台
- A（重大）・・・23台 [ 指数 10.83 ]
- B（支障あり）…11台 [ 指数 5.18 ]
- C（軽微）・・・12台 [ 指数 5.65 ]
- D（除外）・・・2台
- 最も不具合が多かった年式＠初年度登録ベース
- A～C合計・・・2009年式
- 最も不具合が多かった距離
- A～C合計・・・3～4万km
- 最も不具合が多かったカテゴリ
- A～C合計・・・動力伝達装置（トランスミッションほか）
【フォルクスワーゲン】
- 累計販売台数(2008～2016)…473,703台
- 不具合報告対象車両合計…119台
- A（重大）・・・30台 [ 指数 6.33 ]
- B（支障あり）…47台 [ 指数 9.92 ]
- C（軽微）・・・39台 [ 指数 8.23 ]
- D（除外）・・・3台
- 最も不具合が多かった年式＠初年度登録ベース
- A～C合計・・・2013年式
- 最も不具合が多かった距離
- A～C合計・・・2～3万km
- 最も不具合が多かったカテゴリ
- A～C合計・・・動力伝達装置（トランスミッションほか）
とまあ、こんな感じです。
次回以降、各メーカーの詳細をよりブレイクダウンしてお届けしたいと思っています。
んでは！
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