最近、やたらジャガーづいている私。
もう苗字を「横田さん」にした方がいいんじゃないかってくらい、ちょっとどっぷり漬かっているわけですが。
やはり気になるのが、全身ジャガーなガソリンモデルの上陸。
つまり、本国では既に販売されているジャガー製インジニウムエンジンなガソリンモデルが、いつ日本に入ってくるのかってところなんですが。
そのスペック差を比較&未上陸モデルも紹介しつつ、それらの上陸を予想してみようと思います。
とは言っても、エンジンの排気量や出力・トルクはモデルが変わっても同じです。
では、まずは日本仕様から見てみましょう。
【日本仕様のスペック(欧州参考値)】
- 200PS RWD 8AT
- 排気量1,999cc、直列4気筒ガソリンターボ
- 最高出力200PS/最大トルク320Nm
- 0-100km/h加速…7.7秒
- 最高速度…237km/h
- 欧州複合モード燃費…7.5 l/100km(13.3km/L)
- CO2排出量…179g/km
- 240PS RWD 8AT
- 排気量1,999cc、直列4気筒ガソリンターボ
- 最高出力300PS/最大トルク340Nm
- 0-100km/h加速…6.8秒
- 最高速度…249km/h
- 欧州複合モード燃費…7.5 l/100km(13.3km/L)
- CO2排出量…179g/km
- 340PS RWD 8AT
- 排気量2,995cc、V型6気筒ガソリンスーパーチャージャー
- 最高出力340PS/最大トルク450Nm
- 0-100km/h加速…5.1秒
- 最高速度…249km/h
- 欧州複合モード燃費…8.1 l/100km(12.3km/L)
- CO2排出量…194g/km
続いて、イギリス本国の仕様です。
こちらはもちろん、EMCで新たに製造されたインジニウムエンジンとなります。
比較対象となるのは、その脇に≪朱書き≫しておきます。
【イギリス本国のインジニウムガソリン仕様】
- 200PS RWD 8AT
- 排気量1,998cc、直列4気筒ガソリンターボ
- 最高出力200PS/最大トルク320Nm
- 0-100km/h加速…7.1秒 ≪0.6秒短縮≫
- 最高速度…238km/h
- 欧州複合モード燃費…6.3 l/100km(15.9km/L)≪16%省燃費化≫
- CO2排出量…144g/km ≪20%低減≫
- 250PS RWD 8AT
- 排気量1,998cc、直列4気筒ガソリンターボ
- 最高出力250PS ≪10PSアップ≫/最大トルク365Nm ≪25Nmアップ≫
- 0-100km/h加速…6.3秒 ≪0.5秒短縮≫
- 最高速度…250km/h
- 欧州複合モード燃費…6.3 l/100km(15.9km/L)≪16%省燃費化≫
- CO2排出量…144g/km ≪20%低減≫
- 250PS AWD 8AT
- 排気量1,998cc、直列4気筒ガソリンターボ
- 最高出力250PS/最大トルク365Nm
- 0-100km/h加速…6.2秒
- 最高速度…250km/h
- 欧州複合モード燃費…6.8 l/100km(14.7km/L)
- CO2排出量…154g/km
- 300PS AWD 8AT
- 排気量1,997cc、直列4気筒ガソリンターボ
- 最高出力300PS/最大トルク400Nm
- 0-100km/h加速…5.5秒
- 最高速度…250km/h
- 欧州複合モード燃費…6.9 l/100km(14.5km/L)
- CO2排出量…157g/km
- 380PS RWD 8AT
- 排気量2,995cc、V型6気筒ガソリンスーパーチャージャー
- 最高出力380PS ≪40PSアップ≫/最大トルク450Nm
- 0-100km/h加速…5.0秒
- 最高速度…250km/h
- 欧州複合モード燃費…8.1 l/100km(12.3km/L)
- CO2排出量…194g/km
といったところ。
数値的には、なかなかいい感じに進化しています。
で、これらがいつ日本に入るの?ってところですが。
私としては、MY2018から入れてくるんじゃないかな~って思っているんですよね。
というのも、なんといってもインジニウムエンジンを作るためにEMC(Engine Manufacturing Center)に10億ポンド(1,400億円)もの投資を行っているわけですが、そこで投じた資本を回収するためにもEMC製のエンジンをばんばん売っていかなけばならないと思うんですよ。
また、現在日本で販売されているXEの200PSガソリンエンジンはJC08モードで11.8km/Lとお世辞にも燃費がいいとは言えませんが、これがインジニウム・ガソリンエンジンとなった場合には14km/L前後になるものと思われ(先述の比較値より)、それくらいであればライバル勢のカタログ燃費にも見劣りしませんので、商品的にも売りやすくなると思います。
ちなみに、XFとFペースの「S」では、日本でも既に380PSのV6エンジンが入ってきていますので、そういった意味では既に下地はできているんですよね。
ただやはり、売れ線というか廉価モデルでそれを展開しないと、インジニウム・ガソリンエンジンが日本に上陸したと言えないので、やっぱり200PSや250PSを早く入れるべきだと私は思います。
さらに言えば、AWDや4気筒300PSなんかも日本に入れてくれれば、なお言うことはないんですけどね。
というか、300PSはAWDが標準のようなので、これを入れて欲しいです。
仮に300PSのAWDモデルが日本価格で700万円くらいだとしても、スペックからしてA4 2.0TQ やC200 4Mより商品力は上に思えますので。
あともう一点気になっていたのが、エンジン横置きでも搭載できるかどうか。
もちろん、1週間後には発表されているであろうEペースでこのエンジンが用意されるかを気にしてのことです。
で、ほぼほぼ兄弟車とみなせるレンジローバー・イヴォークでどうかを確認したところ、英国本国ではMY2018からインジニウム・ガソリンエンジンを載せるみたいなので、Eペースにも間違いなく載せることが可能でしょう。
あとはそれがEペースの日本発売モデルに搭載されるかといったところですが、先述の通り資本回収を効率的にするため、その可能性は高いと読んでいます。
(ただし、旧エンジンの在庫があればそれを捌けさせるのを優先し、旧エンジンを載せてしまう可能性も無きにしも非ずですが。。)
といったところで、ジャガーのインジニウム・ガソリンエンジンがもうすぐ入ってくるかもねってお話でした。
んでは!
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