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[試乗記]mazda6 アテンザワゴンXD Lパッケージに再試乗。1度目との違い


[試乗記]mazda6 アテンザワゴンXD Lパッケージに再試乗。1度目との違い



どうもフジモリ@CHIKOKUMAN0301です。

以前の記事
[試乗記]2016年8月にマイナーチェンジ(年次改良)したアテンザセダンXDに試乗したで
という記事を書かせてもらった関西マツダ 中環鶴見店さんへ再試乗のお願いをし再度記事を書かせていただきます。

僕が車に興味を持ち始めたきっかけがこの車で
今までは自分が家庭で乗っていたメルセデスのSクラスが最も良い車だと考えていたのですが、初めてこの車を見たときに感じた素直な感想が
「なんやこの車、かっこよすぎるやろ!」でした。

興味が湧いてきて調べだすと、燃料は軽油だし、デザインはぶっとんだかっこよさだし、乗り心地も良さそうだし。

とネガティブな要素が見つからないほどに惚れてしまったんですね。
しかし今回、様々な車種に試乗し車への目が肥えた僕が2度目の試乗で感じたことをお伝え出来ればと思います。

アテンザのグレード展開について

ベース

素体となるグレード、内装質感や外装のメッキパーツ、安全機能、便利機能が最低限付いている。

PROACTIVE

安全装備や便利装備などが充実しているグレード。

L Package

言わずもがな最上級グレードでナッパレザーを使用し、全席にヒートシーターを備えるフラッグシップに相応しいグレード。
車名アテンザワゴン
グレードLパッケージ
駆動方式FF
トランスミッション6EC-AT
型式LDA‐GJ2FW
排気量2.2リッター(ターボ)
最高出力129〈175〉/4,500
最大トルク420〈42.8〉/2,000
車両重量1540kg
0-100加速8.6秒
競合車種B4 マークX
車両本体価格¥3,774,600
試乗日2017年08月12日

アテンザの歴史

2002年に誕生し、当初は3モデル(セダン、ハッチバック、ステーションワゴン)が展開される。

その年のカーオブザイヤーを受賞する。

今でも使用されているキャッチコピー「ZOOM!ZOOM!」はこの車両発表時に生まれたそうです。


外装

僕が一目惚れしたデザインは合いも変わらずかっこいい。

生物的な顔立ち

曲線の美しさ

国産の車の中で最もセクシーなデザインだと思っています。

フロント


アグレッシブでありながら、ラグジュアリーな雰囲気。

ライト


LEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム:オートレべリング[光軸調整]機構付)& ユニット内シグネチャーLEDランプを搭載。

シグネチャーランプとは、フロントグリルのシルバーメッキモールにランプを埋め込み。
マツダHPより拝借

このように他のメーカーとは違う夜間のアピールとなっております。

サイド


僕は基本的にセダンが好きで、ステーションワゴンタイプの車をあまり好きないのですが、CLA、CLS、アテンザについてはデザインの美しさがピカイチでアテンザ購入する際には恐らく最も悩むと思われます。

リア

モデルチェンジ前はディーゼルのエンブレムは赤の「D」ではなかったのですが、マイナーチェンジを受けここは赤になり、後ろ姿でディーゼルだと判断できるようになっています。
ちなみにですが、奇跡的にセダンの後姿も写真に収める事が出来ました。

ライト


テールランプもフロントデザインとのバランスも上品にまとめられている。

まとめ

外装デザインについて印象は大きく変わることは無く、この車の持つ「セクシー」&「ワイルド」は僕が知っている限り国産では存在せず、外車であればマセラティくらいだと思います。

国産で最も車のデザインが上手だと思えますね。

内装

この部分も大きく変わる部分はありませんでしたが、試乗を繰り返してきた僕が思う素晴らしい部分をお伝えします。

フロント


上質なナッパレザーで包まれるシート。

ほぼ、全部に使われるソフトパッド。ラグジュアリーと安全性を体現していると思われます。

シート


ナッパレザーに包まれるシート。

座面のホールド感も素晴らしく、シートヒーターも装備されるので冬も快適に過ごせる仕様となっています。

ハンドル


ハンドルは少し大きく、握りやすさは以前と変わらずハンドル内でどこにでも小指がかかるようにデザインされている為、操舵で誤りにくくなっています。

またハンドル内に配置されているボタンの操作性も良く、パドルシフトもハンドルを切りながらでも操作できるものとなっています。

ペダル


ここだけが残念だと感じたのが「Lパッケージ」なのにアルミペダルを採用してくれなかったところ。

アルミペダルはオプション装備となるのですが、ここは装着して欲しかったところですね。

前回記事でもご紹介しましたが、ドライビングポジションとペダル配置がどのメーカーよりも上手ですね。

自然に足を伸ばすとあるアクセルペダル。

この部分はいろんなメーカーが真似をするべきポイントだと思います。

コンソールパネル


ここで操作する部分はエアコン部分程度で、ハンドルとセンターコンソールに配置されるコマンダーで操作するのですっきりした印象ですね。

ハザードに関しては目にすぐ入る位置。

シフト周り


コマンダーの操作と電動パーキングブレーキの操作。

カップホルダーはニーパッドの手前に用意されています。

実際にカップを置いたわけではないのですが、この位置だと走行中に置いたりするのがちょいと難しいように感じましたね。

ただ利点もあって、カップを置いた横の隙間にスマホなどをはさむ事が出来るであろうと思います。

リア


フラッグシップ車でやはり気になるのは後部座席の乗り心地や質感。

僕はこのクラスの車を購入するならば一番気にする部分です。

シート


シートの質感は運転席クラスの乗り心地。

大人が四人でもしっかりとホールドしてくれるシートです。

スポーティなワゴンだから頭がぶつからないか?などは座面位置が低い為、心配後無用と言えるでしょう。

エアコンコンソール


リアのエアコンはやはりこのクラスならデジタル表示されるような装備をオプションでも良いから選択肢があってもよかったのでは?と思いますね。
そして、僕が一番好感度の高い部分でリアシートヒーターですね。

人様を乗せる機会が多いのなら、この部分は外せないですね。

まとめ

やはり何度試乗させてもらっても感じるのは質感の高さ。

ジャーマンスリーと比較するならCセグメントとDセグメントのちょうど中間。

しかし室内の広さで言えばDセグメント(A4、Cクラス、3シリーズ)より広いです。なんならEセグメントくらいの大きさを誇ります。

このクラスで内装質感と広々とした空間は中々無いでしょう。

乗り心地

乗り心地に関して僕は前回記事でかなり高く評価していました。

こちらのお店「関西マツダ 中環鶴見店」さんはディーラーから空いている道までは営業マンさんが自ら運転してから交代して試乗、という流れ。

恐らく、お客さんが事故か何かを過去に起こしてしまい。それから営業マンさんが自ら運転して安全な場所で交代するのだろうと推察しています。

静寂性

ロードノイズや風切り音などは押さえ込まれている印象。

ですが、やはりディーゼルだと分かる程度にはエンジン音の侵入はあります。

ここはもうどうしようもないんじゃないかな?

一般的に考えて無音で車を流すことは僕自身ないし、ガンガン音楽を聴きながらの走行ですから
僕のオススメ音楽について
ディーゼル音が気になって仕方が無いだとかを感じませんね。

ただ住宅街で深夜などは少し気をつけたいですね。

とは言いつつも、ハイブリッドであろうとタイミングを間違えれば相当にうるさいですから、そこまで気を使う必要もないかと思われます。

振動

振動については一切感じることが無く。

おそらくはエンジン始動した状態での試乗であったからですね。

エンジンが震えているだとかを感じることなく快適な試乗でした。

室内空間はどうなのか?

室内空間は先述しておりますが、1クラス上。

Dセグメントクラスの室内空間と質感ですね。

少し不思議だったのは、室内空間が広いにも関わらず侵入してくる音があまりに小さいこと。

一般的には室内空間を広くすれば音の侵入経路が増えてすこしはうるさく感じるはずなのですが、静かでした。

今回はワゴンへの試乗ですが、更に狭くなる(客室内という意味で)セダンはどれほどのものなのかにも興味がわいてきましたね。

まとめ

やはり走り出して感じるこだわりはペダルレイアウトと防音と防振のレベルの高さ。

滑らかな(19インチなのに)走り心地と踏み込めば聞かせてくるエンジン音。

それに、便利で安全機能などについてはマツダ公式HPへ
マツダ公式HP 安全技術ページ
そして以前の記事にも紹介した

Gベクタリングコントロール

この機能をキチンと説明しますと。

カーブや曲がり角などハンドルを切る操作をする時に、アクセルをオフのままカーブに侵入するとオフなので曲がる方向のタイヤが沈み込み車内の揺れに繋がります。

ところがカーブや曲がり角にある程度減速してからアクセルオンの状態だとGベクタリングコントロールが作動し、曲がる方向とは逆のタイヤに加重を掛けて出来るだけ揺れの少ない車重移動をするという機能。

文字だけ読んでもおそらくは分からないと思いますので、よければマツダディーラーで試していただきたいですね。

安全性

ハード面


言わずもがなヘッドアップディスプレイ。

この装備の何がすごいって標識を認識して速度超過を知らせてくれるのです。

基本的に速度超過で捕まる人は大体「出したくて速度超過している」訳ではないと思っていて、気付けば・・・といパターンが多いように思えるのでこの機能は人に優しい設計だと思っています。

ソフト面

ソフト面で僕が説明しても分かりづらいのでマツダのHPをチェックしてみてください。

マツダ公式HP 安全技術ページ

視認性

まとめ

走る、曲がる、止まる。

基本性能としての不満は全く感じず、やはり車格は1つ抜けているように感じます。

マツダのフラッグシップに恥じぬ、be a driver を意識させる車作りにかける情熱は素晴らしいと思いました。
そして以前書いた記事
[試乗記]2016年8月にマイナーチェンジ(年次改良)したアテンザセダンXDに試乗したで
で感じたことの大きな違いはエンジン音でした。
というのも、やはり1度目は憧れる車への試乗であり試乗経験のあさかったこともあり、僕はあまり音に注視していなかったのが起因ですね。

1年経つと見る場所や感じる部分も大きく変わっていました。

ですが、自分の目に狂いが無かったことも事実で。このアテンザという車の持つ可能性はかなり高い位置にあると今ならはっきりと断言できます。

そして、今読み返すと恥ずかしい以前の記事もその時に僕が感じたことであり、ウソ偽りのない素直な記事であるため削除せず、自分への戒め(口語体を乱用、段落の位置や読者様を意識しない書き物)となるため、残しておこうと思います。
改めてこの車は素晴らしいと感じることの出来る試乗でした。

まとめ

見積もり価格

今回は許可を得て見積もりの写真を公開します。

というのも、僕は改めてこの車は素晴らしいと感じましたし、何よりアクセスもアテンザの試乗記事の反応も良く、アテンザのポテンシャルを感じるのですが、やはり気になるのが価格だと思いますので、参考になればと思います。
1枚目は僕が試乗させていただいたアテンザの最上級モデルの見積もりで
頭金を50万円
ボーナス払いを10万円に設定した残価設定ローンの場合の支払いシュミレーションとなります。
総支払い金額 404万8278円
月々の支払額が32832円と現実味のある金額ですね。
もちろんここに駐車場代や保険なども絡んでくるので実質50000円オーバーになるものと思われますが、それでもこのクラスの車を購入するにはお買い得と感じますね。

そして、こちらがベースモデルとなります。
先ほどのLパッケージと比較して、装備面で抜ける代表的なものが

シグネチャーランプ

電動シート機能(シートヒーター)

ステアリングヒーター

BOSEサウンドシステム

などです。
ですが、こちらの支払い金額は更に安くなります。

月々25650円と維持費など考慮しても50000円を切るかもしれない金額に(ガレージなどお持ちなら更に)

次期モデルサイクルまで

実は2017年の11月にフルモデルチェンジのうわさがあるアテンザ。

しかもあのマツダのコンセプトカー。「RXビジョン」の様なフロントマスクになるという営業マンさんからの情報もありました。

そして、おそらくは現在CX-5に搭載される先進のレーダーを装備し、ヘッドアップディスプレイがフロントガラスに直接投影されるタイプになるとのことです。

やはり試乗を行いそのディーラーに足を運ぶことで得られる情報などは信憑性が高く、今年と噂されるフルモデルチェンジが楽しみになってきますね。


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競合車種

正確には競合ではありませんが比較対象としてどうぞ。
[試乗記]フルモデルチェンジした新型メルセデスベンツC220d試乗したで
[試乗記]300馬力は伊達じゃない。。新型レヴォーグ2.0STIスポーツに試乗したで

どんな人におすすめか?

この車に改めて試乗させていただいて感じたことは素直に「上質でありながらおもしろい車に乗りたい人」にオススメしたいですね。

人を乗せるけどありきたりな車じゃ嫌だ!というニーズにも十分に答えることが出来る車であると思います。

試乗させてもらったお店

関西マツダ 中環鶴見店 様
いつも試乗させていただきありがとうございます。

又、今回試乗させていただいた残り2車種の試乗記事も投稿させていただきます。

残り2記事でも言わせていただきますが、堅苦しくなく気軽に試乗させて頂いたり、カタログを頂いたり、いつもありがとうございます。




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