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コラム「信じな助けてくれへん神さまよりも」



他人の思考 「信じな助けてくれへん神さまよりも」


僕は自分自身は大した人間ではないのですが、環境や人様とのお付き合いなどには結構恵まれています。

16歳から働き始め、様々な人と遊び、友達になったり、疎遠になったりし、人から学ぶことが多かった10年だったなと今振り返ると思うのです。

タイトルの通り「信じな助けてくれへん神さまよりも」には続きがあります。

この言葉は以前勤めていたバーのオーナーが常日頃から言っていた言葉で、よく耳にしました、そして気が付けば僕自身も口にしています。

オーナーは宗教について否定的な方でした。

「信じな助けてくれへん神さまより、信じて笑える仲間おった方がええ」

彼はよく赤ら顔でこう呟き、とんねるずの「一番偉い人へ」をアカペラで熱唱し始める男でした。


信じれば救われる、信じた者はみな救われる。
けど、信じぬ者は?
見捨てるのか、神さま。
そんな見えぬ、触れられぬ、遊べぬものを信じるなら、友達や近しい人、近しくなくとも面白そうな人たちを信じて生きてみようと考えさせられる16歳の夜のミナミを思い出しました。










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