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BMW 3シリーズ 新型G20の巨大化で現行F30の人気が上昇する? ~代替は2シリーズグランクーペ(F44)になるようなならないような。。~

新型BMW 3シリーズ(G20)関連のニュースでよく見かけるコメントが、「幅がついに1800mmを超えてしまう。」と言った類の嘆き。

(↑コメント欄をご参照ください。)

F30は欧州仕様が全幅1811mmだったのを日本仕様ではドアハンドルを作り変えて全幅を1800mmになんとか収めたのですが、G20は欧州仕様で全幅1827mmあるためドアハンドルの作り変えで対応できる範疇を超えてしまっているわけで。
それゆえ、マンション等の駐車場で全幅1800mm以下の車幅制限がある方は、選択肢から外さざるを得ない実情があるようです。

さらに全長もF30の4620mmから、G20では4709mmと約9cmも伸びてしまっています。
幅もさることながら、この全長が増えたことも相まって、実用面ではF30より劣る可能性が高そうです。


そこで現行F30のような使い勝手を持つモデルとして期待されるのが、2シリーズグランクーペ(F44)。


もしこちらが全幅1800mmに収まってくれば、F30からの乗り換えとしての選択肢はこの2シリーズグランクーペ(F44)になりそうですが。。
残念ながらこちらは、前輪駆動(FF)ベースになってしまいます。

とすると、BMWのFRモデルで全幅1800mm以下になる選択肢は、今後現れないのかも知れません。
いや、現在出ている欧州Dセグがこぞって全幅1800mmを超えているのに鑑みると、FRモデルで全幅1800mm以下となるクルマは日本車でしか選べないということになります。

ということは、F30が欧州FRセダンで全幅1800mm以下に収まる最後のモデルとなってしまうわけです。
(同じくF31は欧州FRワゴンで全幅1800mm以下に収まる最後のモデルとも言えます。)

となると、何が起こり得るか?

ずばり、F30はこれまでの3シリーズほどFMCによる値落ちが生じない可能性があると考えています。
FMC直後はさすがにそうはいかなそうですが、全幅1800mm超えのG20がF30からの乗り換え組を取り損ねてだぶつき、逆にF30の中古車で状態のいいものはどんどん売れる現象が起こる可能性は十分にあると思っています。

特にディーゼルモデルはG20からアドブルーを補充する手間が発生しますが、F30/F31の320dはそれがなく、車体寸法と合わせて二重のアドバンテージがあります。
そう考えると、しっかりメンテして状態をよく保っていれば、将来もしかしたらいいことがあるかもしれないと、ちょっと期待しているところです。

でもまあ、現在の中古車市場におけるF30のだぶつき具合を見ていると、それも望み薄かなぁ~(苦笑)

ま、もし棚ぼた的に買取相場がいい感じなったら売ってもいいし、そうならなければ乗り続けてもいいわけですが、いずれにせよきちんとしたメンテをしていて悪いことはないですからね。
そんなこんなで、今後もメンテナンスをしっかりしていこうと思った、そんな日曜日の夕方でした。


んでは!

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