明日は
知床の羅臼町で
地域医療をテーマにした
シンポジウムの司会をすることになっており、
朝のANAで釧路に飛ぶ。
きょうがウン回目の誕生日の妻を同道した。
釧路に到着して
さっそく蕎麦の「玉川庵」で昼食をとる。
この店の蕎麦は太打ちで腰が強く、美味しい。
しかし、
この店でのお目当てはもりそばではない。
牡蛎蕎麦…
普段はもりそばしか食べないぼくが、
唯一愉しみにしている「温かい蕎麦」が
玉川庵の牡蛎蕎麦である。
厚岸産の大ぶりな牡蛎が
惜しげもなく入っていて実に旨い。
蕎麦がいいのは当然だが、
ぷるんぷるんの牡蛎が美味しく、
牡蛎の旨みが滲み出したつゆがまた絶品。
昼食後は
和商市場に寄って
夕餉のおかずを買って帰る。
年に一度の妻の誕生日だから、
奮発して大ぶりの毛ガニを一パイ求める。
我が家がいつも魚を買う丸栄田村商店では、
店頭には並べていないが、
注文すれば茹でたての蟹を売ってくれる。
蟹は獲れたてのものをできるだけ早く茹で、
茹でてから時間を置かずに食べるに限る。
かなり大きな蟹で一パイがウン千円したが、
身が詰まっていてとても美味しかった。
そして、
ちょうどいまが旬の柳葉魚。
柳葉魚は
この季節ならではの生干しが一番旨い。
本州で出回っている
カラフトシシャモはもちろんのこと、
北海道のホンモノの柳葉魚でも
カラカラに乾いたものとはまるで風味が違う。
身の味は♂の方がいいので、
我が家では専ら♂ばかりを買ってくる。
釧路の秋は味覚のうえでも最高である。
妻もぼくも大いに満足をした。
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