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鳴かぬなら、鳴くまでまとうホトトギス。ただし鳴いたときには居眠り禁止!

先日、自分のポートフォリオの年平均成長率を求めるために、過去の月ごとに投入した資金の利回りを計算しましたが、それを何となく眺めていてハッ( ゚o゚)とした。

計算結果を眺めていると、5年間のうち株価が安いほんの数ヶ月のうちに投入した資金で、全体の利回りの8割がたを稼いでいるではないか!( ゚д゚)。まさにパレートの法則。

まあ安い時に買ったもののパフォーマンスが高いのは予想してたけど、それが全体に与える影響が異常に大きすぎる。これはつまり、安い時にさえ投入しておけば、あとは寝てて良かったことになる。
逆に言えば、高い時に買ってしまうと下がった時にはそれが与える影響も大きい。

これ見て「株は安い時に買えばよい」という昔からの教えは、これは確かに正しい教えですが、この言葉は事実の半分しか伝えてないと思った。

この言葉を100%省略なく言うと、こうなると思う。
「株は安い時に買えばよい。しかし、決して普通の時や高い時は買ってはならない

普通の時でも買ってはダメなのだ。今までここまで考えたことはなかった。

でもこの言葉通り忠実にやると、実際には見てるだけの寝ているような時間が何年も続き、それでいていざ暴落!となったら突然エンジン全開で買いにいくことになる。そしてそのような時とは例外なくこんな時だ。

これは難しい。だって普通そんなに何年も待っていたら、いざチャンスが来てもボケてて急にそんな大胆な行動できないもの。
しかし今回のデータからは、徳川家康の如く何十年と機を待ったにもかかわらず、チャンスと見たらボケずに一気に行動することが、投資おいて最も有効と言えると思う。

バフェット様も

「もっとも愚かなのは、上がってから買うというやつです」

と言っていたけど、この意味が完全に腑に落ちた。
今日から

「鳴かぬなら、鳴くまでまとうホトトギス。ただし鳴いたときには居眠り禁止!」

で行こう!
そして、いざ買いフラグが立ったら”買って下がるのは当たり前”という前提で目をつむって買い進めよう。


※「安い時」とはバリュエーションを勉強するか、もしくはTVか新聞の大騒ぎで判断するか、控えめで良ければ、月足の移動平均線が明らかに下がり始めたらドルコスト平均法を始めるのが有効だと思われます。

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