このタイトル、何から引っ張ってきたのかすぐにわかる人は、私と同世代かシンディ・ローパーのファンでしょうね...。
それはさて置き、ちょうど私の誕生日の時期、10月の第一土曜日は息子が通う聖テレシタ学院(小〜高校一貫校)では創立記念日のお祝いをする習わし。その祝いというのが、日本で言うと学園祭か運動会みたいなもの。最近、日本の運動会では10段積み人間ピラミッドがやり過ぎだとか危ないとか話題になってますが、ここフィリピンでは競技ではなくダンス。
そのダンスも基本は全部創作で、先生が振り付けをするそうです。そして学年対抗のスタイルで各学年お揃いのTシャツを用意して、高学年だとかなり凝った衣装やメイク。練習は何週間も前から念入りに。こういう催し物には情熱を注ぐフィリピン人気質の本領爆発です。私の息子はというと、日本人っぽい含羞を遺伝子に刷り込まれているのか、あんまり乗り気ではないなぁ。
本番は土曜日で、それに先立つ木曜・金曜は授業なし。ダンスの練習や創立記念日祝いのゲームに明け暮れます。お祭り好きの国民性は、こうやって幼少時から叩き込まれるのですね。
こうして迎えた記念日当日。昨年・一昨年もそうでしたが、雨季でしかも台風シーズン真っ只中なのに不思議と朝から熱帯の日差しが照りつける晴天。朝一番はさすがのカトリック国のミッションスクール。6時半からミサ。それに続いて最初はシライ市内で活躍する本職のダンサーたちが「模範演技」を披露します。
そして子供達のダンス。
学年別に鮮やかな原色のTシャツに身を包んだ子供達が、たどたどしくも一生懸命踊る姿はなかなか微笑ましい。しかし親の方は炎天下を物ともせずに我が子の撮影に勤しみます。こういう風景は日本も同じ。と書いている私もスマホ片手に写真撮ってるんですけどね。
お昼はフィリピンならではの持ち寄り形式。これまた学年別に各自テーブルを用意して、みんながそれぞれ一品持ってきます。綿密な打ち合わせをしたわけでもなさそうですが、毎年ちゃんとバラエティ豊かなオカズが集まって、ちょっとしたパーティ気分。日本で同じことやったら、誰が何作るかで大揉めになりそうですね。
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