フィリピンで誕生日がどれだけ大事な日かは、今までも何回か書いてきました。家族はもちろん親戚、友達、果ては友達の友達...。子供の誕生日パーティなんかだと、子供に凝った衣装を着せて王子様、お姫様状態。招待状もプロのデザイナーに発注、大量に印刷して学校の友達やその父兄にばら撒いたりします。
今回は50過ぎたオっさん(私のこと)の誕生日で、そんなに盛大にやるつもりでもなかったのですが、親戚や友達に声をかけていくと結局20人ほどの、ホームパーティとしてはかなり大層なことになりました。
特に食事を注文したりもしなかったので、家内やメイドさんに手伝ってもらい、ほとんど自分で料理。前の晩に煮物を一品、当日におにぎりや炒め物、揚げ物で五品。前日の買い出しや掃除からだと、丸二日掛りでした。メイドのアミー大活躍で、家でパーティするからメイドさんを雇う習慣があるのかと思うほど。こりゃボーナス出さんとアカんか?
久しぶりに家内と連れ立って公設市場へ
最後の最後は家内が担当のバーベキューが間に合わず、急遽出来合いのローストビーフとルンピア(フィリピン版の春巻き)を追加購入。ちょっと多過ぎかと思いましたが、フィリピン人の家内の感覚では、ちょうど食べ切れるぐらいだと少ないんだそうです。このおもてなしは中国風ですね。
ということで、約束のお昼12時には準備も整い、フィリピン時間で全員揃ったのは12時半ぐらい。パーティ自体は特別なことはなく、いつも通りという感じ。しかし今回は日本人のお客さんが二人来てくれて、日頃ネイティブ日本語の会話に飢えている者同士で話し込んでしまいました。
すべてのお客さんが帰ったのが夕刻4時頃でしょうか? 早朝から立ちっぱなしの作業の疲れとパーティ後の寂しさが一気に押し寄せてきました。最近、日本では人気ドラマが終わった後のロスト症候群(元々はペットロストから転じた?)が話題になったりしてますが、ちょうどあんな感じというべきか。 またタイミング良く翌日の今日、月曜日は突然決まった国民の祝日「世界・教師の日」。朝寝坊して燃え尽き感に浸っています。
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