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キャピタリコでトレードが変わる?


こんにちは。皆さん投資やったことありますか?投資で比較的身近なものが株やFXですかね。実は投資をサポートするサービス、技術は大きな進化しようとしています。そんなサービスの1つCapitalico(キャピタリコ)を紹介します。

Capitalico(キャピタリコ)ってどんなサービス?


投資戦略を立てる手助けになるサービス


キャピタリコは画像のディープラーニング(深層学習)を応用して、FXなどで投資判断に使われるチャートを分析して、投資戦略を組み立てやすくするサービスのようです。正式にリリースを目指しているのが2016年初頭(1月?)となっています。

CapitalicoのHPより



そもそもトレードってどうやっているの?


トレーダーがどういう風に普段取引をしているのか知らないと、このサービスの有効さが分かりませんね。人によって違いはありますが、主にトレーダーは価格の推移を示したチャートを見て、ある一定のポイントに来た時に取引を行います。そのポイントを決めるために過去のチャートなどを見て、分析し、予測し取引の戦略を決定します。

トレードの難しさ


トレーダーは売買のタイミングを決めて取引すると言いましたが、個人トレーダーが分析するには限界もありますし、間違った分析や予測をしてしまうことも多いです。それに正しい分析ができていたとしても、その時の感情に左右されて、自分が決めた戦略通りに取引ができないトレーダーが多いのも事実です。(例えば予測通りに価格が上がったから、「もっと上がるだろう!」と自分が決めた売るタイミングで売らない。とか、価格が下がってリスクカットをするタイミングで「いや、価格は回復するはず…」と勝手に妄想したり。)そうするとトレーダーは大きな損失を出してしまうことがでてきます。

システムを用いたトレード


人間がやると感情を挟んでしまうために損失が出てしまう。ということで、近年はプログラミングを組んで、システムが示すポイントで売買するトレードが増えてきています。さらに売買さえも自動化していたりもするのです。しかし個人では、そもそもそういったプログラミングが組めない人が大半というのが現状です。

キャピタリコで差を埋める


キャピタリコでプログラミング要らず


キャピタリコを使えば、マウスで操作するだけで投資戦略の分析ができます。これは画像のディープラーニングを用いているからですね。これでプログラミングが組めない人も、トレードアイディアをテストできます。また感情に左右されることもなくなります。

さらに最適なトレードに近づく


日々価格や自分の取引ポジションは変化します。そんな中でも人工知能で、分析して次のトレード戦略が立てられます。すごいのは、これだけではありません。キャピタリコは成功しているトレーダーの戦略を他のトレーダーが利用することもできるようにすることを考えているようです。(まぁこれは、たぶん買わないといけないでしょうが、取引の成功確率は上がりそうです。)

AlpacaDB


Capitalicoを開発しているのは、東京やシリコンバレーに拠点があるAlpacaDBという会社です。AlpacaDBは、そもそも画像解析のサービスである「Labellio」をリリースしていました。またCEOの横川毅さんは、元リーマン・ブラザーズや野村證券に勤めていたようです。

AlpacaDBのHPより


キャピタリコの広がり


キャピタリコは、FXしか分析ができません。しかし今後、株や先物などに応用されていくでしょう。また先に書いたように成功しているトレーダーの投資戦略を買ったりできるようになると思います。主に短期で取引するトレーダーの心強い味方になりそうです。

投資の世界にもフィンテック


これまでも、このブログでフィンテックに関する記事を書きました。フィンテックは決済や会計のサービスはどんどんできてきています。しかし投資に関するサービスは、まだまだ少ないです。キャピタリコのようなサービスが増えていくと、投資への敷居が下がっていきそうですね。


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