突然のお別れ アミー失踪
やっと我が家に居ついてくれたと思ったメイドのアミー。去年の10大ニュースでも2位に取り上げて、かなり喜んでいたのも束の間、昨日あっさりと辞めてしまいました。
年末の投稿で書いた通り、奨学金が貰えることになって受験に備えていたはずのアミー。実家はあまりに山奥すぎて通えないし、寮はタダで入れても生活費がないので、週末だけ我が家で働くと言ってたのに。
ところが年末年始の休暇で帰省したっきり、復帰予定の1月3日になっても戻ってこない。元日に「風邪を引いた」という携帯メッセージはありましたが、その後は梨の礫。どうしたんやろ? 風邪をこじらせて寝込んでるのか?と心配して、家内がメッセージを送ったのが昨日(1月8日)。その返事が「お母さんが引き止めるので辞めます」
何じゃ、そりゃ?
仕事がキツいはずはないし、三食昼寝付き。テレビは見てもいいし、ベッドのある6畳ほどの個室まで。週一回は1日外出可で、盆暮れは帰省OK。雇い主が言うのも何ですが、こんなに恵まれた職場環境は、ちょっと他にないと思うけどなぁ。
約半年間、料理をしながら話をした感じでは、アミーは聡明で先代メイドのカトリーナに比べると責任感も強い子でした。ずっと田舎暮らしだったせいか、やや世間知らずなところもありましたが、礼儀や常識の感覚は普通にあったはず。それがこんな辞め方するとは、理解に苦しみますね。
衣類や靴など僅かな分量とは言え、そのまま置いていきました。仕方なくアミーを紹介してくれた叔母のリタに連絡して取りに来てもらうことに。家内が整理してみると、残っていたのはボロボロのものばかりだったそうで、どうやら最初から戻って来ないつもりだったらしい。
家族同然に扱って、できれば大学卒業まではいてほしいと思っていたのに、突然の、しかも実に後味の悪い辞め方。こういうのが時たまフィリピン人に見られる「甘え」ですね。メイドさんだけでなく、他の仕事でも理由の説明も挨拶もなく、ある日急に来なくなってしまう人は少なくないらしい。
それにしても、新年早々またメイド探し。面倒なことです。
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