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メルセデスベンツの新型2.0リッターディーゼルエンジン(OM654)、欧州の新規制RDEにも先取り適合

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VWディーゼルゲート事件により、ディーゼルエンジンのNOx排出量に関して実際の走行による測定(Real Driving Emission, RDE)が義務付けられることになったEUですが。
新型Eクラスに載せられる予定の新型2.0リッターディーゼルエンジン(OM654)、この規制値を先取り適合させたようです。

2017年9月から適用されるRDE規制ですが、その実走行時のNOx排出量を台上試験の基準値の2.1倍以内に抑える必要があります。
で、このOM654エンジンはそれをクリアしたとのこと。

ちなみに、RDE試験法の概要は以下の通りです。

なお、2020年1月にはさらに規制値が厳しくなるようで、RDE試験走行時のNOx排出量を台上試験の基準値の1.5倍以内にまで抑える必要があるようです。

いずれにせよ、欧州車のパワートレインの主役的存在だったディーゼルエンジンが、これで少しでも盛り返してくれるといいんですがね。
やはり燃費の良さとトルクフルな出力特性は、ディーゼルの魅力ですので。


ちなみにこのOM654エンジン、排気量が2.0リッターなので日本の税制ではより有利になります。
これまでは2.2リッターでしたからね。
また、静粛性も上がり、振動も減っているとのことです。
http://audi-importcar.blogspot.com/2016/02/ew21320-om654.html

搭載される予定の新型Eクラス「E220d」の日本上陸も楽しみですね。

そうそう。
排気量は0.2リッター減ったものの、出力は2.2リッター相当ということでE220d というネーミングらしいですよ。
・・・分かりづらいですね(苦笑


んでは!








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