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【街ぶらFind】西新宿にある「はたらける美術館」に行ってみた


新宿。渋谷や池袋とならび三大副都心の1つです。歓楽街があったり、オフィス街があったりと多くの人が行き交う街です。

そんな新宿が少し変わりつつあります。それを特に思わせるのが新宿駅新南口です。




新南口と直結して、ルミネNEWoMan(ニュウマン)が2016年3月にオープンしました。NEWoManのテーマは「一生輝く。」となっています。「あたらしい時代を生きる、すべてのあたらしい女性のために。」というコンセプトで店舗も開放感や芸術感がただよっています。



そんな芸術の雰囲気がかおるようになった新宿。それは南側だけではありません。西側でも、芸術に触れることができるスポットが誕生しています。

今回は、西新宿5丁目駅から徒歩6分の場所にある「はたらける美術館」に行ってみました!

西新宿5丁目駅


都営地下鉄大江戸線の駅。併称が「清水橋」。新宿駅から見ると、西口側の都庁があるオフィス街の少し先。ちょうどオフィスビル群と住宅地の間あたりにあります。

はたらける美術館


はたらける美術館HPより


"Everyone's Private Museum"がコンセプトの美術館。2016年4月にオープンしました。普通の美術館は、絵画などの作品を鑑賞するだけですが、この「はたらける美術館」は作品が展示された部屋を独り占めして仕事をすることができます。

クラウドファンディングサービスのMakuake(マクアケ)で支援をつのり、たった30分で目標金額の50万円を達成した、このプロジェクト。オープン前から非常に注目されていました。

Makuake 「ART HOUSE」のページより


この「はたらける美術館」を企画したのは岩本美咲さん。クラウドファンディングで支援を募集していた時は大学生。就職活動も終えていましたが、就職せずにこの事業に集中する選択をしたようです。


はたらける美術館の入口


自分も以前から行きたいと思っていた場所で、はたらける美術館のTwitterFacebookをフォローしていました。そこでオープニング記念のプライベート体験会が行われるという情報を見つけたので、すぐに予約をとりました。

西新宿5丁目駅から徒歩6分と少し歩くため、初めて行く人は迷ってしまうかもしれません。しかしビルが立ち並ぶ街から、少し離れることで日常とは違う感覚を得ることができます。

「こんな所に美術館が!」と思ってしまう場所にありますが、臆することなくドアを開けましょう。

1歩目から新しい世界


白を基調とした和を感じさせる内装になっています。ドアを開けて入ると、受付と自分だけの美術館へ通じる道があるだけです。

中の様子は、はたらける美術館のHPやSNSからも見ることができます。






今回行った時にはこれらの作品が飾ってありました。はたらける美術館では、予約の際に自分の好みの作品を選んで展示してもらうこともできるようです。




お茶とお菓子も出して頂きました。部屋ではBGMに小鳥のさえずりが流れていて、とても落ち着きます。




はたらける美術館で見ることができる作品の説明が書いてあります。ここでは気に入った作品を購入することもできます。

西新宿では、部屋は1つだけです。本当のプライベートミュージアムが、ここにはあります。

行くまでは、美術作品との距離が近いことから緊張してしまうのではないかと思っていました。実際は程よい緊張感とリラックスが同時に味わえる環境で、自然と集中力もあがります。

2号館も計画中


1部屋だけなので平日だと予約がなかなか取りにくそうです。しかし既に2号館をオープン予定とのこと。


【NEW! はたらける美術館「茶屋」をコンセプトにした第2号館の模型作成中】 「茶屋」をコンセプトにした第二号館の模型を作成しております♫ モダン茶屋をコンセプトとした1階と「花と水」「竹と光」「枯山水」「土のかまくら」をコンセプトにし...
はたらける美術館さんの投稿 2016年5月2日


2号館は西新宿店と全然違った空間になりそうで、とても楽しみです。

創造性が求められる今だから


「創造性のある仕事をしないといけない。」というような言葉はよく聞きます。しかし仕事に必要なものしかない、いつも働いている環境ではどうでしょうか?

いつもと違う働く場所。ほんの少しだけ日常を忘れることができる場所。そんな「はたらける美術館」では新しいアイディアが生まれてくるかもしれませんね。


お茶とお菓子も美味しくいただきました


今回ぶらりしたところ

はたらける美術館


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