きのう、台風直撃による欠航のリスクを避けて、
編集を中止して予定より早い便で旭川に入った。
きょうは(天気予報は悪かったのだが)
午後からすっきり晴れ上がったので、
久しぶりに
風景(街のロング=全景)を撮りに行った。
旭川では、
空気感や空の色が、もうすっかり秋になっている。
なんだかろくに太陽を拝まないままに過ぎていった北の夏。
農作物の不作が予想されるが、
きょう聞いた話では、
昆布も海が荒れて漁に出られない日が多かっため、
刈り取らないままで残っていた昆布の葉の先端が枯れ始めたそうだ。
(そうなると品質の低い昆布になってしまうので、今年は一等品が品薄になりそうだ。)
食品加工業界にとって、
不作や不漁はそのまま原材料価格の高騰につながるが、
深刻な不況で消費者心理が冷え込むなか価格に転嫁することはできそうにもない。
(取材をしていると、安いものしか売れなくなったという声があちこちから聞こえてくる。)
7月に民事再生を申請して再建の道を歩き始めたばかりのT食品にとっては逆風になるはずである。
今月半ばには大雪の紅葉が始まるはずだが、こういう年はあまり綺麗には染まらないのだろうな…。
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