T字路から広い通りに出る際かなり余裕があったので普通に入ったのですが、なぜか私が合流するなり急加速して車間ぴったり&センターラインからはみ出てオラオラしてきた、黒デリカ。
このご時世でもまだやる輩がいるとは・・・と思いつつ、相手にするのもあれなんで放っておいたのですが、これが意外にしつこくて。
その時は娘の習い事の迎えに時間がない(というか遅刻気味)だったので、そんな馬〇相手にしているどころではなかったのですが、思いもよらず娘の習い事の場所の付近まで※ついてきました。
しかも途中、見通しの悪いところでブレーキをやや急に踏んだらぶつかりそうになってるし(止まれないデカ車で煽るなっつーの)
幸い一歩手前で去りましたが、娘の習い事の場所がそんな〇鹿に知られるのも気持ち悪いな~って思いつつ、やっぱり万が一の備えは必要だなって思ったわけです。
※ その付近の居住者かと思って後日探しましたが、黒デリカは付近に停まっていなかったので、近隣住民ではなさそうです。
で、この度その備えとして、リアに後方撮影用のドライブレコーダーを付けてみました。
対症療法ではありますが、撮ってあるのといないのとでは事が起きたときの立証力の差は歴然でしょうし、撮ってあることで精神的な余裕も生まれます。
そんなリア用ドライブレコーダーの、F30における配線の取り回しについて書こうと思います。
まず、取付位置はこの辺にします。
ハイマウントストップランプがあるので、左右どちらかに寄る形になるのですが、それであれば後方の運転席も映りやすいように右側がいいだろうとの判断です。
とは言っても、後で撮った映像を見たら大した差はなかったのですが。。
では、ここから配線取り回しに入ろうと思います。
とは言っても今回の工程は、以前にフロントのドライブレコーダー用に配線をした手順と半分以上かぶっております。
ですので、その部分は以下のリンクに譲りまして。
今回は既にヒューズから電源を取ってあるところに割り込ませるところから始まります。
割り込みはキチンとY時ギボシを使って分岐させました。
ヒューズが15A用なので、1A程度しか消費しないドライブレコーダーを前後2個+HUDを1個付けたくらいじゃ何の心配もありません。
続いてはこんな感じで、トランクからCピラーへ配線します。
Cピラーからリアガラス上端のルートです。
Cピラーのトリムは外さずに、浮かせたところを這わせます。
トリムはパネル剥がしなど使わなくとも、配線を差し込む隙間程度であれば指で十分です。
問題は、天井とCピラーのトリムの合わせ目。
こんな感じで、①トリムをこじって浮かせながら ②配線を押し込む といったやり方でやります。
ですので、押し込む配線はハーネス保護用tesaテープなんかで養生しておくとよいでしょう。(配線からのビビり音防止にもなります。)
なお、分かりやすさ優先でパネル剥がし同士の位置をこのように離してありますが、実際には浮かしたそばから別のパネル剥がしで配線を押し込んでいきました。
ところで。
以前も書きましたが、ドライブレコーダーは電源であるシガープラグの中に5Vコンバーターが入っておりますので、そのまま配線をぶつ切りして直結という芸当はできません。
ですので、こんなものを用意します。
これにシガープラグを差し込んでロックし、ヒューズボックス付近に適当に置いておくわけですが、そのままですとボディの鋼板と当たって異音が生じる可能性大です。
ですので、適当なスポンジなどで巻いて、tesaテープなどで補強しておくと良いでしょう。
そんなこんなで、配線ルート自体は完成です。
続いて、ドラレコがリアにどう付いたのか見てみましょう。
ルームミラーからはこう見えます。
録画中のインジケーターの点滅が視界の邪魔になるかなと心配しましたが、昼夜各々走行しても気にならなかったので、特段の措置はせずこのままにしておきます。
もし今後気になってくるようなら、配線用ビニルテープか何かで塞げばいいかなと。
ちなみに、今回選定した機種はこちらです。
ルームミラーにおけるリアの視界の確保や、セダンゆえ後部座席のヘッドルームの邪魔にならないよう、なるべくコンパクトなモデルということでこちらを選びました。
画質は、FHD(200万画素, 1080p)ではなく、 HD(100万画素, 720p)なのが少し残念ではありますが、まあリア用かつ煽り運転という極めて至近距離を想定してのことですから、HD(100万画素, 720p)で大丈夫そうかなと。
で、実際に撮影してみたら、必要十分であることが分かりました。
【昼間】
交差点待ちの状況です。
煽り運転の場合にはこれくらいの距離感になると思いますので、ナンバーの確認はできますね。
【夜間1】
【夜間2】
先ほどの信号待ちから、発進した直後の状況です。対向車のヘッドライトか街灯がかかるかで、後続車のナンバーは読み取りが可能になりました。
連続した状況の中ではナンバーを読み取ることが可能になるってことですので、まあよしとしておきましょう。
欲を言えば赤外線付きの物なんかがいいのでしょうけど、そもそも夜間走ることは通勤以外あまりないので、自分的にはこれで十分かと。
とまあ、こんな感じでリア用のドライブレコーダーを取り付けたわけですが。
あくまで、何か事が起こった時の対症療法でしかないんですよね~。。
LEDインジケーター的なものを付けて後方に向けて点滅させることで、あたかも「ドラレコで録画中」みたいな抑制効果を狙った方が防御策としてはいいのでしょうが。
保安基準的な問題や、(相手が悪い場合)さらなる逆上を助長する可能性も否定できないので、それは見送りました。
『後方録画中』みたいなステッカーもありますけど、なんかカッコ悪いですし。。
というわけで、あまりスッキリしていませんが、無いよりマシの転ばぬ先の杖としてリア用ドラレコを付けた次第です。
実際に事が起きたときの立証の助けになるほか、撮影しておくことで精神的な余裕も生まれますので、少なくとも付けないより付けた方がいいのは間違いないわけですし。
本当はこんなモノなぞ付けなくてもいいような交通社会であるべきなんですけどね。
んでは!
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