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今日は寿司でも食うべぇ~、と思って久しぶりになんと回らない寿司屋に行きました。
するとなんか混んでて、テーブル席が一杯なので珍しく板前席に案内されました。
ちょっと得した気分になりつつ、適当にセットの寿司(量が少ない!)を食べて、ふとお茶飲みながら前を見たら単品用のお品書きを発見・・・。

せっかくカウンターにいるし、目の前で握ってもらったの食べてみよかな、と思って2、3個頼んでみたら、出てきた握り小さっ!。一個の大きさが普通の鉄火巻き1個の7割程度しかない。こんだけ小さかったら個数だけなら誰でもギャル曽根レベル行けるんじゃ(´д`)?・・・と思うくらい小さい。が!食ってみたら超ウマ!(゚∀゚)なので許す 。
とは言っても、あまりに小さくて出てきた瞬間に消えるため、足りなくなり追加注文するわけですが・・・、ここで先ほどから気になっていたのが「アワビ」。美味そうだけど、お値段1個525円!これは高い。

どうせまた小さいに決まってるし・・・どうする!?
ということで、アガリ持ったまま固まって熟考。
   _、_ 
 ( ,_ノ` )つ且~~ 

まずこの525円を今払う意味を考える。525円と言えども、年20%で回せば数十年後にはなんと5,000,000以上にもなってしまいます。つまり、今この極小アワビに払う525円とは、数十年後の5百万の割引現在価値(→参考記事)なのである。このアワビに果たしてそれだけの価値があるのか?

しかしここはもう少し深く考えます。。。仮にこのアワビのガマン料が数十年後に500万になるとは言っても、数十年後の自分の寿命はほぼゼロ。となると墓場にお金は持って行けないから、その時の5百万の価値なんて今の525円より低いかもしれない。

こう考えるとお金とは「寿命が尽きる時に時間価値がゼロになるオプション」と言えるではないか!
実際のオプションの時間価値の減少(タイム・ディケイ)グラフはこんな感じです。

オプション

このように、満期が近づくと急激にオプションの時間価値は減少するのですが、お金についても、おそらく余命○ヶ月とか宣告されたら、誰だって執着無くなるだろうし、お金のタイム・ディケイも寿命間際に急落するはず。やはりお金とオプションは似ているかも!

つまりお金とは同じ1万円でも子どもの時の方が価値が高く、年を取るほど価値が減っていくものなのだ。
これは誰でもピンとくるのものがあるのでは。
例えば自分の場合は、小学生の時に一番欲しかったのはラジコンヘリで20万円位だったけど(結局買えなかった)もし当時手に入れたときの喜びと同じ「心の満足」を今得ようとしたら、みなとみらいのタワーマンション+GTRで8000万円くらい買わないと追いつかない。

この数字の面白い点は、小学生の時に1年間に貯められるお金(キャッシュフロー)はお年玉を含めて大体2万円でした。すなわち20万円とはキャッシュフロー10年分です。そして今の8000万も、現在の自分の投資と労働によるキャッシュフローの約10年分なのだ。結局、その人にとって一定の満足度の価格とは、収入に比例して高くなるのかな。

で結論。アワビは食うべきかどうなのか?という点を整理しよう。

このアワビを食わなければ確かに将来大きなキャッシュフローになる。しかし将来になればなるほど、そのキャッシュフローの価値自体が減少することで、結局は相殺されそれほど損ではないのではないか?


ということで熟考終了!食うに決定!



アワビください!!ヽ(`Д´)ノ


お寿司v


お寿司v


お寿司v



そして出てきたアワビ。
やっぱ小せぇ~。。。
まあ分ってたけど・・・



とりあえず食ってみる・・・。



むほっ(゚Д゚)ウマー!

こんなコリコリ感体験したことねぇ~
これは安いのでは?



そういや、ホリエモンが昔
「今美味いもの食わなくてどうすんですか、老人になってから美味いものたくさん食おうったって食えないでしょ」
って言ってたなぁ。(´ー`) 。 o ○(奴はいいこというなぁ)



ゴチャゴチャ考えてないでサッサと食えば良かった。

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