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一気に北国旭川に入る。
旭川はきょうも雨だった…ので、気温が10℃くらい違う。
体が二つあれば、こんな無茶な(というか、無駄の多い)仕事のしかたをしなくてもすむのに…。

「南国土佐を後にして」という映画があった。
ペギー葉山のヒット曲をモチーフにした1959年の日活映画(斎藤武市監督)。
日本映画の黄金時代に量産されたプログラム・ピクチュアの一本だが、
学生時代に見て、結構面白かったという記憶がある。
後の「渡り鳥シリーズ」の原型で、
さすらいのギャンブラーに扮した小林旭がこの一作でブレイクした。
だから、ぼくとしては、やっぱり「気分は小林旭」なのだ。


夕食は昭和通り沿いのジンギスカン「大黒屋」へ。
周辺にはジンギスカン屋が並んでいるが、
この店だけはいつも混んでいて、
店の前に行列ができている。
何度か入れなかったので、
きょうは予約をしてから出かけた。
もちろん普通の生ラム(600円)も旨いが、
岩塩とハーブで味と香りを付けた
塩ラム(700円)が上品な味わいで美味しい。
3人でビールをぐいぐい飲り、
8人前の肉とサラダ二皿を食べたが、
10000円ほどで値段も安い。
夏休みとあってか、店内は家族連れで一杯だった。

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