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勢い余ってプリウス買ってしまった・・・(爆)

車検切れ+ナビ故障+補助金期間延長のコンボでつい・・・

しかもなんと納車6月!遅っ汗

ところで検討中に計算してて思ったけど、エコ商品ってあんまり得じゃないんじゃね?プリウスで燃料コストの削減分なんて10万Km走っても3、40万円程度だし、同じクラスの他のクルマなら本体価格からそれくらい値引きしてくれるので、得になるのはせいぜい減税+補助金程度にしかならず、なんだ普通じゃーんという感じ。

他のエコ商品、LED電球とか、太陽光発電とかも初期投資は高いけどランニングコストで優位だから○年で元取れます!とかいう話って良く聞くけど、この手の話って、臭すぎる・・・。
例えば↓の太陽光発電の場合。
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90424b08j.pdf

これは10年で回収という試算になっているけど、これはお金の時間価値を無視した典型的な間違った試算だと思う。(参考記事

ここでは、初期投資の185万円のうち、10年間の売電による将来の収入が100万円、節約分が35万円で補助金が63万円だから、10年で回収できるとなっている。
しかし、自分は将来の節約や売電とは、今の投資が生む収益と考えるので、それは時間価値を割引くべきだと思う。
ということで、このシステムの自分的な価値を試算してみよう。

まず、割り引き率はどうするべきか。リスクフリーレートは過去10年の平均を・・といってもどうせタダみたいなもんなので0%とする。
リスクプレミアムは、不動産と似てるし4%程度かなぁ、と思うも、太陽光発電は不動産と違って空室リスクは無いからもう少し低くてもいいかな、と3%にしてみます。
そして年平均の節約+売電が135000円だとすると、以下のようになる。

$投資生活ブログ

すると、この太陽光発電装置の10年間の現在価値は、節約売電の1151477円+補助金630000円の1781577円ということになる。10年後にリセールバリューは無いでしょうから、これはつまり”185万円で178万円を買う”ということで、ずばり損ゾゾゾ

実際にはメンテナンスを続ければ10年以上使えるから、そのうちプラスになるかもしれないけど、収入は遠い将来になればなるほど現在価値は下がるし、システムの中には何気に10年寿命という高額装置も含まれていて、それらの交換コストを考えるとかなり微妙。
少なくとも「10年で回収」というのは間違っていると思う。

だから、将来的にこれらの商品が普及するには、みんなが明らかに得だと思うくらいまでコストが下がる必要がある。それまでは、実利というより気分的な意味合いが大きいのではないのでしょうか。

逆に言えば、コストさえ下がればCO2は減るわ、売れるわ、光熱費は得だわで、経済にも地球にもいいこと尽くめなので爆発的に普及が見込め、まさに
「日本始まったな!」
となるので、期待は大きい。もう一息、コストダウンがんばってくれー!



しっかし、プリウス納車遅ーっえー

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