最近、このブログに国の破綻について調べて辿り着く方が多いです
検索エンジンに国家破綻煽りブログに認定されたかな?(;^ω^A。このブログは投資ブログなんだけどなぁ。ひどいよgoogle先生!
ちなみ人気なのはこれらのエントリ↓
働いたら負け
国が破綻すると何が起きるのか
ちょっとまて国債発行額(;゚д゚)
ところでせっかくなので、最近起きたJALとかギリシャとかのことなどを考慮して、これについてアップデートしたいと思います。
結論としては、もうどうにもならない事は変わりなく、悲劇がいつか来ることは避けられないと思うのは変わりませんが、それに対しては特に気にぜず、各自今できる事をしておけばいいと思います。
というのは、これはある企業家から聞いた話ですが、彼が一世一代の大借金をする時に、
「どんなに他人が自分の財産を奪いに来ても、自分の頭の中までは奪えないだろう」
と思って借りたそうです。
つまりお金は溜め込んでも奪われる可能性がありますが、それまでその過程で高めた自分の能力は安全です。
確かに今の若い人は、いくら頑張っても報われない空しさを感じていると思うけど、いざ悲劇の時が来て社会の大改革が起きたら、それまで給料以上の働きをしていた人は、大量にクビになった正社員の座っていた席にすんなり座るチャンスが訪れるでしょう。
自分の能力は国家が破綻しようがしまいが、何一つ影響を受けないからです。それもそんなに遠い未来ではないハズなので、特に気にぜず各自、今できる事を一生懸命しておけばいいと思います。
もし、それまで腐ってイジケて何もしてないと、正に一生に一回のその大チャンスをムダにしてしまうばかりか、仮にその時から慌てて努力しても、もうその時の「若者」には勝てない年齢になっているかもしれません・・・。
以下は補足・・・
ところで、JALの顛末には幻滅したぁ。現役が年金5割以上カットを同意してるのにもかかわらず、OBが3割カットでもあそこまで、もうどうにもならなくなるまで、最後の最後までしぶとく抵抗するとわ・・・。
正直、今ならまだ日本は国としては貿易黒字なので国の産業は生きてるし、既得権を少し減らして消費税を20%程度にすれば案外回復しそうなどと内心は思っていたけど、JAL見てたらそんなシナリオは絶対無理だと確信した。
日本の場合は年金などの既得権は主に高齢者が持ってますけど、日本特有の事情として致命的なのが超高齢化により有権者のほとんどが高齢者だということです。
ということは既得権の改革には強大な抵抗勢力があるわけで出来るはずがなく、当分はダラダラと借金体質のぬるま湯は続きそうです。そうこうしているうちに、国の産業はゆっくり死んで行きます。今の円高と新規投資の無さからすると後5年くらいで顕在化しそうです。
しかしそんな借金楽園が永遠に続くはずも無く、いつか国債や円が急落といったマーケットの反乱が始まるはずです。
こうなると、さすがに政府も何もしないわけにはいきませんが、JALの件で分かったとおり、この期に及んでも最後の最後まで高齢者(含む議員)は既得権だけは死守しようと抵抗すると思われます。
すると、まずは年金などの歳出削減よりも消費税25%以上などの大増税に踏み切ると思われます。そこでいったんはマーケットは落ち着くかもしれません。しかし、そのときには国の産業はほぼ死んでいるはずであり、2、3年も経たないうちに再び借金に頼らざるを得なくなり、またマーケットの反乱がおきそうです。
すると結局、ギリシャと同じく歳出削減とさらなる増税、規制緩和が外圧で実行されるハメになると予想しますが、それは今やるよりもずっと大きな痛みを伴うものとなるでしょう。
最初に苦い薬を飲んでおけば治ったのに、それに抵抗したばかりに大手術して痛い思いをするという最悪なシナリオになりそうな感じ・・・。
まあ歴史に「もし」は無いのと同様に、今何かした時としなかった時の将来を比較することは出来ませんので、今少しでも損なことが決まりそうなら反対するのが人情なのは分かるけど。。。
ただ、自分は売りはやらない主義だけど、意外に早くマーケットが反乱を起こしたら、いっそのこと流れに乗って売って国をつぶすことに加担したとしても、それはもしかすると正しい行動なのかも、とJALやギリシャを見ててふと思った。
掛け違えたボタンは一度全部はずさないと直らないのと同様に、一度全部壊すことが再生への近道ということです。
こう考えると結局、日本を変えるきかっけを作るのは政治でも国民でもなく、今のところマーケットしかないと思う。
��最も、そこは相場ですから、生半可な覚悟で売ると政府のブラフに負けて返り討ちにあって即死確実ですが。)
しかし数年後、
きたか…!!
( ゚д゚ ) ガタッ
.r ヾ
��_|_| / ̄ ̄ ̄/_
\/ /
というエントリは書きたくないな。
コメント
コメントを投稿