きょうから伊那ロケ。
「右肩下がりの時代」に生き残りを図る中小企業の物語で、
鈑金屋さんの屋根の張り替え工事を撮る。
職人としての誇りを持ち技術力のある会社でも、
仕事が減っているうえに
激しい受注競争による値崩れに歯止めがかからず経営は苦しい。
それにしても…暑い。
炎天燃えるが如し。
東京のベタつくような蒸し暑さとは違うが、
太陽がよりダイレクトに、ぎらつくように照りつける。
標高が高い(850mくらいだと聞いた)だけに
「太陽に近いんじゃないか」とスタッフの一人が呟いた。
…ロケのあいまに目にした光景が、これ(笑)。
何本も生えているナラの木のなかで、
なぜか一本だけに虫たちが集まっている。
カブトムシ、カナブン、蜂、蝶…呉越同舟で樹液に群がる。
食欲を充たすと
人目も憚らず子作りに精を出すヤツもいる。
出歯亀を決め込んでいると、
バランスを崩してアクロバチックな体位になったりして、
なかなか愉しい。
…それにしても暑いな。暑さに弱いぼくは、もうすっかり夏バテモードである。
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