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なんやねん?…これ。
大阪の「でんでんタウン」で見た光景。
こんなんみると、ほんま大阪やなあ…と思う。
大阪は日本というより中国の街と違うか?
発想がなんとなく大陸的や。

取材をしていると、
アポとアポのあいだが開いてしまうことがある。
そういうときには街を歩く。
街の“におい”を肌で感じることが
ぼくの取材の基本である。
大阪は5年前に
タクシーの取材で散々歩いた。
だから歩いていると記憶が蘇ってきて、
だんだん“ぼくのなかの大阪”が呼吸し始める。






浪速区役所から
日本橋を抜けて松屋町筋にぶつかる。
そこは寺町である。
新撰組の大阪での詰所だったという寺もある。
源聖寺坂という雰囲気のいい坂があった。
石畳と坂に沿って建つ三階建てがいい感じ。













気に入って登ってみるとラブホテル街に出た。
馬鹿でかいラブホテルと
寺が交互に建ち並んでいる異様な風景。
「LOVE」というネーミングが
ど真ん中の豪速球である。
そのまんまやんか…と思わず突っ込んでみる。








寺とラブホが共存している風景というのは凄い。
さすが大阪、ホンネの街や。
右を向いたら江戸時代の古い墓石があって、
左を向いたらラブホテル。
なんとなく考えさせられる。
人間ってなんだろう?
諸行無常や。
それにしても。
まさか…
お寺さんが経営しているわけではないやろな。
「ゆりかごから墓場まで」というけれど、
大阪はその上いってるがな。
種ツケから墓場までや…
下品になりましたら勘弁やで。

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