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週末は映画三昧+散歩で。


久しぶりに映画三昧の週末を過ごした。
土曜日には、
新宿ピカデリーで三池崇史の「十三人の刺客」。
面白いが、
予算をかけてド派手にしたぶんだけ隙間風も吹く。
ぼくには工藤栄一版(1964)の
タイトなモノクロ映像の方が好ましく思えた。

Appleが日本でもiTunesで映画の提供を始めた。
そこで、さっそく深作欣二の旧作、
「忠臣蔵外伝 四谷怪談」をダウンロード。
ところが、なぜかApple TVに反映されず、
MacBook Airの小さな画面で見るハメになった。
もう一本、
M・スコセッシの新作
「シャッターアイランド」。
こちらはApple TVで直接ダウンロードして、
43インチの大画面で見ることができた。

きょうは下高井戸シネマに
若松孝二の「キャタピラー」を観に行く。
一見すれば明らかな通り、
乱歩の「芋虫」+「ジョニーは戦場に行った」。
通り一遍の「反戦映画」ではなく、
被害も加害も一緒くたに
「戦争」の全貌を描こうという志の高さが凄い。
それだけに、
天皇の肖像画の扱いがちとシツコイのが惜しい。
こういうのはやればやるほど図式的になる。
さらっとやるのが一番効果的に思えるのだが…。

帰り道は下高井戸から荻窪まで、一時間ちょっとかけて歩いて帰る。
ぼくは歩くのを全く苦にしないタイプだ。
ましてや映画の余韻に浸るには人混みは御免蒙りたい。
善福寺河畔の紅葉・黄葉…
まだ染まりきらないグラデーションが綺麗だった。

帰って、もう一度「シャッターアイランド」(一度ダウンロードすると72時間?見られる)。
頭から「伏線」を確認しながら見ていく。
こういうどんでん返しのある映画は二度目の方が面白かったりする。



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