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株は先を読むゲームですが、じゃあ読めば読むほど良いかというと、そうでもない。

株に限らずあまり先まで読みすぎると、究極的にはどうせ死ぬんだから何もしなくていいや(笑)、ということになってしまいますえへへ…。。。
ということで、長期的な予想と、今の投資行動が違うことはよくある。

さて、では株とは一体どのくらい先を読めばいいのだろうか。
もっとも効率よく投資をしようとすれば、少し待てばすぐ価格に反映される「人よりちょっとだけ先」を読むのが一番効率がよさそうだ。

人と同じ時間軸でも予想が当たればそれでいいんじゃね?と思うかもしれないけど、相場というのは人と同じ行動をしていては勝つことは難しい。これはみんなの向きがそろうと価格はそれをスグに反映してしまうので、仮に当たっても値幅が取れないんすよ。

例えば為替市場で極悪な米雇用統計が出て、こりゃ~ドル下がるだろ、と思ってデイトレで売っても、その時はもう下がっているので、確かにドルは下がって予想は当たっても、実際あまり儲からない。
少しは取れるかもしれないけど、そのあと踏まれるリスクなどを考えるとこの分野でプロ(コンピュータ)と張り合うのは自分みたいな凡人には分が悪い。

では株式市場において、”人”はどのくらいの先を見ているのかというと、これは市場に参加するプレイヤーのタイプごとの売買額と、そのタイプがどの程度の先を読んでいるかの加重平均によるだろう。

例えば、デイトレーダーは10秒~数時間の勝負をしているわけで、もし市場にデイトレーダーしかいなければ、1日先を読めれば十分に底値で仕込んで果実を得ることができる。
ファンドなどの機関投資家の場合は決算期間の1年になり、長期投資家であれば、1年以上だろう。

株式市場には上記のどのタイプもいるのだけれど、このうちどれが株式市場の主役かというと売買額から言っていわゆる”大人買い”で有名な機関投資家がメインではないだろうか。

かれらは半年~1年勝負。かれらは年間パフォーマンスで給料がきまるので、必死にこの期間の先読みをするはず。これは、株は半年後の景気を先取りするという俗説にもマッチする。

ということは、個人投資家の一番適当な先読み期間は1年~3年くらいと思われる。

機関投資家たちが1年後を総悲観して大人売りして暴落したところを3年後を読んで拾う!というのが個人投資家の一番気持ちのいい勝ち方だと思うので、自分はそれを目指したい。

まあこれは拾うタイミングだけで、売る時期は難しいですけどね。。。

という、株でも仕事でも恋愛でも日本の将来でも、あまり先まで読みすぎると、あまりいいことないっす・・・という話でした(・∀・)!。

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