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きょうはJRとバスを乗り継いで宮古に入った。

宿泊は、縁起でもないネーミングの定宿「ホテル・ビッグウェーブ」(笑)。

津波の被害を受けた三陸沿岸の町のうち、

ぼくが歩いたなかでは宮古の復興が一番進んでいる。

来るたびに開いている店が増え、「日常生活」が戻ってきているのを実感する。

しかし、その一方で、

街のあちらこちらに「解体OK」と書かれた家が目立つ。

既に片づけられて、土台だけが残っている家(店)もある。

壊れた家をまず解体しないことには復興(再生)は始まらない。

だからやむを得ないのだが、

ひとつひとつの家には家族の歴史や思い出が染みついているはずで、

それを考えると切なくなる。

今朝の朝日新聞の天声人語にもあったが、

他人から見ればただの「瓦礫」でも、

そこに暮らした人たちにとってはかけがえのない「記憶」である。

被災地の瓦礫のなかを歩いていると、

過ぎ去っていった喜怒哀楽が実感されて心がしんと鎮まる。


それにしても、四枚目の写真の家主然とした猫。

この家で飼われていた猫が戻ってきているのだろうか。

家が解体されてしまった後はどこに行くのだろうか。

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