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殺風景な都会暮らしに少しでも潤いが欲しいので、
マンションのベランダやポーチに様々な植物を置いている。
もっとも、ぼくも妻も、ついでにいえば大学生の息子も忙しいので、
手入れが怠りがちになっている感は否めない。
(水やりや剪定もほとんどがぼくの仕事になっている。)

先日も書いた「貧相な薔薇」はいよいよ狂い咲きの様相を呈し、
花の数だけはやたらにつける。
しかし、ひとつとして薔薇らしい薔薇はない。
花びらが5枚の薔薇なんて…新種じゃないのかね?(笑)

ポーチに置いたナンテンの木も小さな花をつけた。
ナンテンは妻と同じで中国原産。
毎年、盛大に葉を繁茂させる元気な木なのだが、
今年は、花はこの一塊だけしか咲かせる気がないようだ。
うまく受精してくれれば、秋には真っ赤な実をつけるはずである。
実は咳止め薬の原料になることが知られている。
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