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先日、偶然テレビつけたら日本にバフェット様がやってきた!というニュースが。
目的は出資したタンガロイの視察で、本来は3月に来日予定だったはずが、大震災と原発爆発の影響で延期になったのは知っていたけど、その後どうなったかは忘れていた。

で、そうか、あの来日の話が今日になったのね、と思いつつニュースを見ていると、記者の「日本は復活しますか」という質問に対し、バフェット様は「あなたの孫はあなたより確実にいい生活をしてますよ」と答えていました。

これには少し衝撃を受けたのと同時にそうか!( ゚o゚)と思った。

この人は実はとんでもない能天気なのでは?で、それだから株で世界一大もうけ出来たんじゃ!?

というのも大体、株が暴落する時なんてのは世の中お先真っ暗で、買えば買うほど毎日損失が広がっていくような時だ。たいていの人はあっと言う間に自分の資産が溶けていくのを見て震え上がってノーポジになるのです。

しかしバフェット様の場合は、予想ですが「別に株なんて下がってもオレは明日もコーラ買うし、ヒゲも剃るし~。どうせみんなも同じなんだから、なんとかなるだろ。」くらいにしか思ってないんじゃね?人間の問題解決能力を信じきってるというか、そんな感じ。

確かに自分の場合も、どんなに株が下がった翌日でも、ヤフーやグーグルはやっぱり使うと思うし、マックフライポテトも食べたくなるかもしれない。

資本主義経済の末期に入り高成長が望みにくくなった今、そういう、どう考えても生活に必要な企業の中から合理的な経営をしていて、高配当なオーディナリー企業を選んで持っておくだけでもいいのかもしれない。

成長性重視は資本主義経済が青年期だった過去数十年でのセオリーで、これから数十年はセオリーが少し違うことになる予感がした。

まあそもそも株式会社のミッションは事業をして配当をする、というのが基本だから、ある意味初心に帰ったともいえる。これからは少しポートフォリオから成長株の割合を下げようか。

とは言っても、いつの世も新しく「どう考えても生活に必要な企業」になるかもしれない候補は出てくるので、ポートフォリオから成長株を全て追い出すわけにはいきませんが。

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