奥尻島の復興の道程をたどる番組「東北Z」の編集中。
ぼくの生活は、
出張続きでろくに自宅に寄りつかないかと思えば、
一転して編集室で缶詰になる日が続いたりする。
実に中庸を欠いたものといわざるを得ない。
編集中は21時過ぎまで働くことが多く、
その後は相棒の編集マン「ほっちゃん」と飲みに出る。
自宅に帰るのは早くて23時というところで、
酔っ払っていることもあって、風呂には入らない。
翌朝、風呂に入って酒を抜き、
気分転換をしてから会社に出るという毎日だ。
そんなぼくが最近ハマっているのが、
「蔵元の酒風呂」という入浴剤である。
全国各地の酒蔵から仕入れた米の発酵液が原料で、
これを入れると、
単身赴任のアパートの殺風景な風呂が
酒の芳香に包まれた癒しの空間に変わる。
そして、体もほかほかと温まってまことに心地よい。
一袋260円は安くはないが、
風呂を追い炊きすれば二日は余裕、三日も入れる。
酒蔵によって香りが微妙に違うのも愉しく、
ぼくは豊潤な青森県の「桃川」が気に入っている。
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