津波に強い自走式プレハブ駐車場を津波避難ビルに──。日本プレハブ駐車場工業会がこのほど、津波時に避難できる自走式プレハブ駐車場の許容浸水深の目安を簡単に算出できる早見表を作成し、沿岸部の都市にある同施設を備えたホールなどに活用を呼びかけている。南海トラフ地震が起きた場合の想定津波高が公表され、自治体が新たな対応を迫られる中、地域貢献の取り組みとして提案していきたい意向だ。
自走式プレハブ立体駐車場は車路が傾斜式であるため、避難の際にはバリアフリーとなりお年寄りでも昇りやすい。また、日々の生活の中でその存在位置が認知されている施設であること、夜でも鍵がかけられていないなど、避難ビルに適する条件が揃っている。
[写真=震災時に客と従業員が避難して助かった『ひまわり多賀城店の立体駐車場』]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン9/10号に掲載〕
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