■災害対応 停電時も稼働する災害救援自販機 非常時 地域貢献に
東日本大震災以降、公共施設や大型の商業施設など多くの人が集まる施設を中心に、災害救援自販機の導入が進んでいる。災害時に停電しても稼働し、無料で飲料を提供できる機能を搭載した自販機で、救援物資が届くまでの臨時対応ができる。ホールの災害時対策としても大いに活用できそうだ。
災害救援自販機の本格的な導入が始まったのは、阪神淡路大震災が起きた1995年以降のこと。その後、中越沖地震や能登半島地震など災害の度に、役所や学校、病院など公共施設を中心に増えていった。
津波や地震によってコンビニやスーパーの多くが被害を受けた東日本大震災では、被災者が災害救援自販機の飲料で喉の渇きを癒したという。
[写真=バッテリーを内蔵したダイドードリンコの災害救援自販機。自販機右のボックス上部には映像ディスプレイを搭載。非常時には災害情報を発信する]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン11/19号に掲載〕
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