3歳の長男は熱が出ているのでお家でお留守番中の為、5歳の長女に我が家の食を託す。畑作業用の長袖・長ズボンに着替え、畑に出発。
さっそくブロッコリーを植える。家庭菜園の達人であるじぃじにレクチャーして貰った後、ほぼ全ての作業を自分でこなす長女。
時折、じぃじが手伝おうとすると、
ブロッコリーやレタスを植える合間、ちょいちょい泥んこ遊びが始まる。本人なりに何か考えてやっているハズなので広島のイクメン、2児のパパは泥んこ遊びが終わるまで、のんびり待つ。
家庭菜園とはちょっと違うけど、内閣府発行の平成25年版 子ども・若者白書を見ていたら興味深いデータが記載されていた。残念なことに、自然体験をしている子供は減っているらしい。
参考:平成25年版 子ども・若者白書(全体版) :自然体験をほとんどしたことがない小・中学生の割合
キャンプをしたこと、海や川で貝や魚を釣ったりしたこと、昆虫採集、海や川で泳いだこと、、、
昔は当たり前だった遊びを知らない子供達が増えている。海や川へ行くのは大人が居ないと行かれないので、親の生活環境が変わったことも影響しているであろう。
また、学校における体験活動実施時間数は中学校・高校で増加傾向にある一方、小学校では減少傾向にある。体験活動を提供する公立の青少年教育施設は減少が続いている。
自然体験の減少時間は何に変わっているか、、、
間違いなく、スマートフォンなどの携帯端末でのSNSやゲームだろう。
どのように付き合うべきか、泥遊びをする子供を見ながら考える・・・
もうひとつ、気になるデータがあった。
この手の統計データは何を持って多い・少ない・ある・ないを定義しているのか一概には言えないけれど、一定の参考にはなるだろう。
文部科学省中央教育審議会が平成25(2013)年1月に答申した「今後の青少年の体験活動の推進について」18の中で、体験活動の意義・効果として「社会を生き抜く力」の養成、規範意識や道徳心の育成、学力への好影響などを挙げている。
例えば、小中学生時代の体験が豊富な大人ほど意欲・関心や規範意識が高い人が多い(第1-3-36図)。学力の面では,自然の中で遊んだことや自然観察をしたことがある小中学生のほうが「全国学力・学習状況調査」での理科の平均正答率が高いとの統計データが示された。
もちろん、これだけ見て「体験活動が豊富な子供=意欲や関心、規範意識、学力が高い子供」とは言えないけれど、テレビやゲームが受け身であるに対し、自然を相手にした遊び(体験学習というらしい)は子供たちが主体的に自分で考え、仲間と協力する作業が多いのは間違いない。
バーチャルな世界だと、失敗してもリセットボタンを押せば何度でもやり直せるのに対し、自然相手の遊びは結果が全てだ。上記について、相関がないとは言えないだろう。
そろそろ家庭菜園に戻ろう。
「パパ~、できたよ、どろのおにぎり」
こちらは茎ブロッコリー。苗を植えて土を被せ、少し固めて水をやる。子供たちの家庭菜園、今日も上手に出来ました。
子供用の農機具
子供の家庭菜園、道具も子供用。苗を植える程度なら砂場遊び用のアンパンマンスコップで十分だ。
ほうれん草とにんじんが芽を出す
子供たちの畑、先週植えたほうれん草とにんじんが可愛らしい芽を出していた。野菜の赤ちゃんを見て嬉しそうな長女。自分で植えて成長を見守りながら、、、最後は食べる。(パパはカップラーメン頻度が高いが)チンしてホイ!の食生活とは無縁の子供たち、すっかり食いしん坊に育ってしまった。
叱られるじぃじ
さっそくブロッコリーを植える。家庭菜園の達人であるじぃじにレクチャーして貰った後、ほぼ全ての作業を自分でこなす長女。
時折、じぃじが手伝おうとすると、
「だめー!」
「あたしがするんだから!」
と大声で制止。
近所にじぃじを叱る孫の叫び声が響き渡る、、、
手で掘れるフカフカの畑
頑張って土作りをした子供たちの家庭菜園、雨が降ったこともあり、今日の土はとても柔らかい。スコップを使わなくても穴が掘れる。畑の土の感触を楽しみながら苗を植える長女。
泥遊び待ち
ブロッコリーやレタスを植える合間、ちょいちょい泥んこ遊びが始まる。本人なりに何か考えてやっているハズなので広島のイクメン、2児のパパは泥んこ遊びが終わるまで、のんびり待つ。
今時の子供は自然体験をしていないらしい
家庭菜園とはちょっと違うけど、内閣府発行の平成25年版 子ども・若者白書を見ていたら興味深いデータが記載されていた。残念なことに、自然体験をしている子供は減っているらしい。
参考:平成25年版 子ども・若者白書(全体版) :自然体験をほとんどしたことがない小・中学生の割合
キャンプをしたこと、海や川で貝や魚を釣ったりしたこと、昆虫採集、海や川で泳いだこと、、、
昔は当たり前だった遊びを知らない子供達が増えている。海や川へ行くのは大人が居ないと行かれないので、親の生活環境が変わったことも影響しているであろう。
また、学校における体験活動実施時間数は中学校・高校で増加傾向にある一方、小学校では減少傾向にある。体験活動を提供する公立の青少年教育施設は減少が続いている。
自然体験の減少時間は何に変わっているか、、、
間違いなく、スマートフォンなどの携帯端末でのSNSやゲームだろう。
どのように付き合うべきか、泥遊びをする子供を見ながら考える・・・
体験活動が豊富なほど、意欲や関心、規範意識、学力が高い
もうひとつ、気になるデータがあった。
この手の統計データは何を持って多い・少ない・ある・ないを定義しているのか一概には言えないけれど、一定の参考にはなるだろう。
文部科学省中央教育審議会が平成25(2013)年1月に答申した「今後の青少年の体験活動の推進について」18の中で、体験活動の意義・効果として「社会を生き抜く力」の養成、規範意識や道徳心の育成、学力への好影響などを挙げている。
例えば、小中学生時代の体験が豊富な大人ほど意欲・関心や規範意識が高い人が多い(第1-3-36図)。学力の面では,自然の中で遊んだことや自然観察をしたことがある小中学生のほうが「全国学力・学習状況調査」での理科の平均正答率が高いとの統計データが示された。
もちろん、これだけ見て「体験活動が豊富な子供=意欲や関心、規範意識、学力が高い子供」とは言えないけれど、テレビやゲームが受け身であるに対し、自然を相手にした遊び(体験学習というらしい)は子供たちが主体的に自分で考え、仲間と協力する作業が多いのは間違いない。
バーチャルな世界だと、失敗してもリセットボタンを押せば何度でもやり直せるのに対し、自然相手の遊びは結果が全てだ。上記について、相関がないとは言えないだろう。
ブロッコリーにあげるおにぎり
そろそろ家庭菜園に戻ろう。
「パパ~、できたよ、どろのおにぎり」
「ブロッコリーにあげるんだ」
なるほどね、そりゃいい考えだ。服を泥だらけにして、頑張ってちょーだい。頑張って土作りをした子供たちの畑、泥んこ遊びに最高の土が出来ている。
上手に出来ました
こちらは茎ブロッコリー。苗を植えて土を被せ、少し固めて水をやる。子供たちの家庭菜園、今日も上手に出来ました。
先週植えた野菜も順調に育っている。次は草むしりでもやろうかな。
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