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旨い魚を食べるなら家ご飯!1,000円で食べれる旬の味覚【広島の激安スーパー】

元魚屋の後遺症である「突発性無性に魚が食べたくて仕方ない病」、刺身を食べない期間が5日以上続いたり、肉食が続くと発症し易くなる。本人が気がついていなくてもこの病気にかかっている場合も多く、推定患者数は日本人の5人に1人である、2000万人以上とも言われている。



この日は前日、焼肉の食べ放題へ行ったので朝から無性に魚が食べたくなった。それも、普通のスーパーで売っている既製品の刺身ではなく、ちょっと変わった物が食べたい。

お金のパワーを借りれば豪華料理を楽しむことも出来るが、出来ることなら1000円程度の出費に済ませたい。元魚屋のスキルを活かし激安スーパーの魚を材料に魚料理を作ってみることにした。

広島の激安スーパーで魚を調達


まずは材料の調達、新鮮な魚を求め広島の激安スーパー、エブリイへ。個店主義で未上場スーパー売り上げ伸び率No1のスーパー、エブリイ。鮮魚は激安スーパーのジャンルが信じられないほど、高級魚からそうでもないものまで新鮮で豊富な魚が並ぶ。

この日購入したのは愛媛県産赤ナマコ、愛媛県産サザエ、長崎県産、養殖のカワハギ、北海道産アヤボラ貝、一夜干しを作るために買った一尾80円のスルメイカ。


赤ナマコと黄金伝説


まずは赤ナマコから調理する。大きなナマコが3本、1kg入りの赤ナマコ、大人2人分のナマコ酢には多過ぎるので1本のみ使い、残り2本は明日食べることにした。そういえば先日黄金伝説でサザエやアワビの素潜り漁を見せつけらたのも魚食べたくなる病の進行に拍車がかかった原因のような気がする。


愛媛県産の特大サザエ


続いてサザエ。瀬戸内海サザエの特徴であるトゲなし殻。夏の貝のイメージが強いが冬の方が身が締まって美味しい。


つぼ焼きにするか悩んだか、焼き物は明日でも食べられるので刺身にした。レシピは省略するが、バターナイフがあれば30秒でこの状態に。


夫婦2人ならサザエ2つ分もあればつまみには十分。6個で500円の愛媛県産特大サザエ、2つで180円弱の激安料理だが、調理の難易度は低いので新鮮なサザエを見つけた時はぜひチャレンジして欲しい。


300円のカワハギを生チリに


次は本日のメイン、カワハギの生チリ。このカワハギ、パックには唐揚げに、と記載されていたが澄んだ目と弾力のある身、肝は生で食べられるほどの新鮮なカワハギだ。激安スーパーでの掘り出し物探しはこれだからやめられない。自分の目利き具合にうっとりしながらカワハギをさばいていく。


2分後。情け容赦なくバラバラにさせて貰った。予想通り、いや、予想以上の肝入りにニヤけてしまう。


10分後。家ご飯なので盛り付けはテキトウ。生肝醤油に絡ませて食すため、やや厚切りに引いたカワハギの生チリ、600円なり。


魚と向き合う楽しみ


家ご飯の魅力は安くて美味しい魚が食べられることもあるが、魚と向き合い、料理に没頭することで気分転換にもなることだ。この日は時間がなかったのでサッと作ってしまったが、フグやヒラメの生チリを大皿に盛り付けたり、小魚で姿造りを作ったりするのは超楽しい。


激安スーパーへ行けば1,000円で楽しめる新鮮な魚料理


今日の夕飯。

他には子供用の別メニューと締めの小鍋など。お酒代は別にするとこれで1,000円程度だ。


無性に食べたくなるナマコ


まずは赤ナマコのナマコ酢。ナマコには目がないが、お店で食べると値段の割にテンションが下がる量しか入ってないのでもう長いことオーダーしていない。

やはりナマコはお家で山盛り食べるに限る。


家ご飯なら素材を誤魔化されることもないのでこのわたも安心して食べられる。ノロやインフルが流行るなか、抵抗なく生食を楽しめるのも家ご飯ならではだろう。


家ご飯なら生肝醤油で食べるカワハギの生チリも300円!


カワハギの生チリは生肝醤油で。カワハギの生チリを家ご飯で楽しむには掘り出し物を見極める目と若干の調理技術が必要になるが、手間が掛かる分だけお店でオーダーした際の割高感は高い。

この日購入した食材の半分は翌日分にストックしたので材料費は1,000円程度。激安スーパーの食材と魚屋の調理技術が生み出す1,000円の家ご飯。新鮮で旨い魚を食べるなら、やっぱり家ご飯がおすすめ。


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