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夏休みの混雑、大雨、暑さと湿気。それでも楽しい広島の観光名所、安芸の宮島【雨の日のお出かけ】

長靴をはいて駆け抜ける水たまり、怒られても振り回すお気に入りのカサ。



お出かけには生憎のお天気も、子供たちには遊びの材料が増えるだけ。好奇心旺盛な子供たちにとって雨の日のお出かけはちょっとした冒険気分が味わえる、特別な体験です。

4歳の長男を連れて、雨の宮島へお散歩に行きました。

雨の日だからこそ、あえて不便な移動手段で出かける


雨の日気分を満喫するため、車ではなくJRで宮島へ向かいました。

券売機が混雑していない限り、キップを購入するのは子供たちのお仕事です。iPhoneなどのタッチパネルに慣れ親しんだ子供たちには無骨なスイッチの方が新鮮なのかも知れません。


雨の日は雨の日にしか出来ない体験があります。

雨が降ったときは屋内遊びやお出かけしないという方も、行動パターンを変えると違った楽しみが見つかるかも知れません。


宮島フェリーの料金


宮島フェリーの料金は宮島松大汽船、JR西日本宮島フェリー株式会社とも同じ料金です

・標準運賃
料金(片道)
大人 180円
こども 90円

・自動車航送運賃(片道)

3m未満 790円
3m~4m未満 1,210円
4m~5m未満 1,690円
5m~6m未満 2,210円

※運転手運賃含む

自転車・バイク(片道)

自転車 大人280円 小人190円
自動二輪車125ccまで 370円
自動二輪車750cc未満 470円
自動二輪車750cc以上 560円

※運転手運賃含む



宮島を歩く人影が見えてきました。

混雑する夏休みの宮島も、今日は空いています。


光と音の幻想花、宮島水中花火大会


宮島に到着すると最初に目に入ったのは宮島水中花火大会の看板。

子供たちが安全に楽しく花火大会を鑑賞できるようになるのはもう少し大きくなってから。


雨の日のお出かけ用にお気に入りのカサを買っておく


この日も大活躍してくれたのがディズニーストアで購入したマイクのカサ。

1年半、幼児の手荒な扱いに耐えてきたマイクはもう少しで役目を終えようとしています。



宮島観光で気を付けたいこと


安芸の宮島で気を付けなければいけないのは鹿だけではありません。

歩行者を縫うように駆け抜ける郵便配達の車やトラック。

ビール片手に観光気分を満喫していると痛い目に合います。


宮島の食べ歩きグルメ、アナゴちくわ


鹿を鑑賞しながら歩くこと10分、美味しそうな香りに全て引っかかる優秀なお客は

「おなかすいた」


雨宿りを兼ねて焼きたてのアナゴちくわを頂きました。

2人で1本購入したちくわ。4歳にもなるとこれ位のちくわはペロリと食べきるようです。私が食べたのは、小指の先ほどもありませんでした。


嚴島神社の大鳥居の前で


アナゴちくわを食べて3分後。

「おなかすいた」

ふとした瞬間のわらい。

子供を独り占めできる子供と二人だけのお出かけは、これだからやめられません。


自分で考え、自分で進んで欲しい


アナゴちくわを独り占めした息子の背中は、いつもより少しだけ大きく見えました。

※右手に持っているのはアナゴちくわがささっていた棒です


たくさん歩いて、宮島水族館へ到着


宮島水族館

〒739-0534 広島県廿日市市宮島町10-3

・営業時間 9:00~17:00

※最終入館時間は16:00

・休館日:12月26日~12月30日

・入館料
 一般(高校生含む) 1,400円
 中学生・小学生 700円
 幼児 400円


子供流の水族館の楽しみ方は、何かを探すこと。

お気に入りの絵本にのっていた、エイは見つかるのでしょうか。







宮島水族館の基本理念と運営方針


基本理念は「いやし」と「ふれあい」

運営方針の五本の柱は以下の通りです。

1.もう一度行きたくなる「体感の水族館」
2.いつも新しい発見ができる「学びの水族館」
3.暖かく出迎えてくれる「ぬくもりの水族館」
4.新たな活力を創出する「集いの水族館」
5.美しい自然と共生する「独自性のある水族館」



宮島水族館の見どころ


独断と偏見で宮島水族館おすすめスポットベスト5をまとめてみました。

1位:ペンギンふれあいタイム 場所/1階 ふれあい広場

ペンギンに触りながら記念撮影ができます。

2位:アシカライブ 場所/1階 ライブプール

アシカと輪投げを頼むことができます。

3位:海のめぐみ 場所/2F

4位:いやしの海 場所/1F

5位:ペンギンお食事タイム 場所/2階 ペンギンプール



子供たちのような可愛らしさのクマノミ。


やさしそうなスナメリと、


ウツボのギャング集団。嫌われ者のウツボですが、素潜りで戦うもよし、食べても意外と美味しい魚です。


おしい!広島県。1,080円のお子さまランチ


時計を見ると12時3分前。この日3度目の

「おなかすいた」

宮島水族館唯一のお食事処、みやじマリンキッチンでお昼ご飯を食べることにしました。

4歳の長男がオーダーしたのは「スナメリキーチェーン付きお子さまランチ980円」

お子さまランチなのに飲み物が付いてないという不思議なお子さまランチセット。ドリンクを追加するには、さらに100円が必要です。Twitterにアップすると、「しょぼすぎる」と話題になりました。

以下、しょぼすぎるポイントを列挙します。

・お子さまランチなのにドリンクが別売

・野菜が無い

・揚げ物(チ~ン?)中心

・ドリンクに果汁100%無し

・スナメリのキーチェーンはなぜか関係ない誕生月の刺しゅう入り(売れ残り?)


県外だけでなく、世界中から観光客の押し寄せる安芸の宮島。

子供の目線になるには、もう少し腰を下ろす必要があるようです。


雨の宮島は長靴が必須


フェリー乗り場から宮島水族館までの道のりは基本的に砂地。水たまりや鹿のフンもころがっているので、長靴があると便利です。



宮島水族館で人気のペンギンふれあいタイム


ペンギンのふれあいタイムは混雑するので15分前には並んでおくのがおすすめです。並ぶ場所は1階 ふれあい広場の鏡の前。どこに並ぶのか分かり難いので間違えないようにしましょう。



寂しそうなトド


人気のペンギンに比べ、トドの食事タイムは人もまばら。

雨に打たれながら遅めのランチ(ホッケ)を待つトドの姿はどこか哀愁がただよいます。



最後のお楽しみはもみじ饅頭


時計は15時、帰りの時間を考えると、もうすぐ宮島ともお別れの時間です。

宮島水族館からフェリー乗り場への道中はおんぶや肩車で楽しく移動しました。


長男最後の仕事はお姉ちゃんとママへお土産(もみじ饅頭)を買って帰ること。

やまだ屋でもみじ饅頭を選ぼうとすると、この日4度目の

「おなかすいた」

ソフトクリームでお腹を満たした長男と一緒に、もみじ饅頭を8個とアナゴちくわ2本を購入しました。


雨の日のお出かけ


オムツが外れ自分で傘を差せるようになると、雨の日のお出かけもずい分楽になりました。

座れなかった電車で一緒に愚痴り、一緒に雨に打たれ、おんぶで帰宅。

手を引いて歩くスピードがいつの間にか速くなるように、小さな手は少しずつ大きくなっています。

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