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①投資成績の記録開始から10年経過!実験終了!

��004年10月に労働者から投資家へのクラスチェンジを企んで今月で10年が経過。

10年というのは、なかなか侮れない長期です。若者は3年で会社を辞めるし、起業は10年後に廃業率9割です。

つまり10年とは何事でも「まぐれ」では続かない、かなりの長期間といえるでしょう。だから自分は10年やってみて自分の企みの可能性を確かめたかった。そして今月ついにその期間が経過しました。

その結果はどうだったのか、この機会にじっくりと振り返ってみようと思います。


今から10年前、自分はさまざまな投資本を読み漁り、何が真実なのか五里霧中の状態でした。本当にいろいろな本を読みました。グレアムなどの重鎮の本に始まり金融工学の本、テクニカル本、バリュー投資本、成長株投資本、”一年で○億円!資産100倍!”系の有名デイトレーダーの本、ギャンの星で相場を占う本!まで。
本当に本屋の投資本コーナーってオカルトですよね。
ずいぶん無駄な時間を使いましたが、どうにか「これは!」と思える本をいくつか見つけることができました。

例えば以下のようなもの。

金融工学的にはインデックス投資が最もリスクあたりのリターンが大きいので、せっせと個別株投資をする投資家に市場を効率化するコストを任せて自分はフリーライダーとなるのが一番得であると説く本。

極めて優秀なビジネスを保有し、信頼できる経営者によって経営される企業に集中投資をする世界で最も「賢明な投資家」であるウォーレンバフェットの本。

マクロ的に社会を俯瞰し「これだ!」という未来を予想して、そのど真ん中の仕事をする企業ならたとえ小企業でも果敢に投資するQ先生やジムロジャースの本。

どれも一理ある主張ですが、自分は半世紀にわたってインデックスをアウトパフォームし続けてきた実績のあるバフェット及び、Q先生の普遍的な話に特に共感しました。

なおインデックス投資については、どうも腑に落ちない点があり保留としました。理由は単純で、何も考えずに市場平均に勝ちたいならバフェットのファンドであるBRK株を買えば良いからです。

こうしてだんだんと霧がはれるように自分の投資方針が見えてきました。



次回 「賢明な投資家を目指すバカ」 につづく

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