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2014年12月の投資成績と注目銘柄

資産は横ばい。円安による資産減少がようやく下火に。 


■投資履歴

























 
■最新の注目銘柄 
気に入ってるだけで必ずしも買ってるとは限らないのでご注意ください。
その銘柄ヤバイよ!という情報ありましたら是非コメントくださいませ。 



■コメント
 今月は結構いろいろと投資行動がありました。

まず米国株。逆オイルショックによるルーブル暴落で小安い場面があったので、10月の急落で拾えなかった銘柄を中心に少々買いました。以前から欲しかったジョンソン & ジョンソン(JNJ)などが手に入って一安心。Exxon Mobil(XOM)も欲しかったのですが、あと2ドルというところで買えませんでした。

次に中国株では、0576浙江高速道路が+25%の謎急騰。こういう時は取りあえず売り、ということで一旦全株放出しました。中国株はたまに何の理由もなく暴落・急騰して次の日には元に戻る、ということがあります。そしてそれについて後日に何のニュースも出ないので 謎のまま終わることになります。そういえば今月BYDも暴落してましたね。

最後に日本株。逆オイルショックで日経もつられて下がったので、前から気になっていた9984ソフトバンクを少々購入。これは1、2年はレンジ相場になると見ているので、ほどほどに上がったら一旦売って、下がったらまた買い、というトラリピ的投資でもしようかと思います。
それにしてもこの購入により、米国のAT&T、中国のチャイナモバイル、日本のソフトバンクと、通信株はほぼ全地球をカバーしてしまいました。



さて、今月最も気になったのは実は為替相場です。
ルーブル危機が起きた時、ここ半年の急激な円安ドル高で投機筋も投資筋も米ドルのロングポジで腹一杯だったはずです。
ここでこんな危機が起きた場合、普通なら安全資産としてのJPY買い+投機筋の大きな巻き戻しが起き、10%程度の円高の1ドル110円近辺まで円高が進む可能性がありました。

しかし実際には一瞬だけ115円台を付けた後、何事もなかったかのように120円台まで戻って行ってます。大きな円高要因に反応薄。これは何を意味するのでしょうか。
私が考えるに今回の円安のトレンドは、これまでとはかなり違うぞ、ということです。

私が投資を始めてから見たことがある円安相場は1ドル160円程度でしたが、今回はそれを超える1ドル180円~200円以上といった異次元の円安に発展する可能性を感じています。

ただ、そこまでの円安が進むには今後数年の間
  1. 米国景気の好調が続く
  2. アベノミクス第3の矢、特に労働市場と社会保障の改革の遅れ
  3. 原発の再稼働の遅れ
の条件が必要です。

私の投資用資産における現在のJPYのキャッシュポジは19%ですが、この条件が揃いそうなら、これをもっと下げるのも有りです。
従って今後の政治についてはかなり注意してみていく必要があると思います。

そして、その条件がもし現実になった場合、今回のルーブル安のような加速度的な円の暴落が始まったあと高齢者までもが外貨預金をしだすでしょう。ここが円の最安値になると思います。
その後、緊急財政正常化法案のようなものが可決されて正常化に向かうでしょう。その時は、残っていた岩盤規制もキレイに撤廃され、消費税が上がって年金や健康保険といった社会保障がカットされるでしょう。そしてGDPを半分程度まで落とした日本は緩やかに再成長に向かうと思います。






■おまけ

以前集計してた、JPY建てグラフのその後です






 


 
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