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一昨年(2013年)の年末頃から、夕焼けの写真撮影に凝り始めました。と言っても一眼レフとかの高価なカメラを買ったわけでもなく、使っているのは移住直前に日本で購入した iPone 4S。SIMロックされているので、フィリピンに来てからは電話としては使えず、Wifi専用のモバイル端末兼カメラとして愛用しています。

このiPone、ちょっと前のコンパクトデジカメよりよほど性能が良くて、マクロとかミクロとか難しいことを言わなければ、かなり思ったように写真が撮れます。最近のOSのバージョンアップで、絞りの調節もそこそこマニュアルでできるようになって、いよいよ大きくて高価なカメラを買う気が起こりません。

このブログ使っている写真もほとんど全部 iPhoneで撮影。それ以外には、もっぱらフェイスブックに投稿。大学時代の友人の誘いで参加した雲の写真ばかりをアップするグループがあって、そこでお披露目するのが常。

フィリピンの夕焼けというとマニラ湾が有名で、世界一美しい夕焼けが見られる場所と言われているそうですが、ここネグロスも知れらざる夕焼けの名所かも知れません。自宅がある宅地は元々サトウキビ畑だった場所で、ちょっと歩けば広大な畑に出ることができます。この360度、遮るものがほとんどない環境が、夕焼けの撮影には抜群のロケーション。

もう1年以上、雨さえ降らなければほとんど毎日撮影したので、数千枚は溜まったでしょうか。ネットだけで見るのが何となくもったいなくなり、先日思い立って何枚かをプリントアウトして額に入れてみました。写真の楽しみ方としては古典的ですが、やっぱりいいですね。玄関ホールから階段にかけてずらりと並べてみると、素人写真に安いフレームでもそれなりにいい感じ。




思えばデジタルカメラが一般化して、しかもケータイ電話と一体化したお陰で、誰でも相当なレベルの写真が撮れる時代になりました。シャッターチャンスをモノにできる可能性が高くなり、いちいちプリントしなくもその場で仕上がりが確認できる。そもそも写メールやフェイスブック、ツイッターに載せるのが目的なので、プリントの必要がほぼ皆無。昔なら相当な経験を積んで、投資しないと身に付かなかったであろうテクニックが、今では子供のうちに身につくんでしょうね。すごいことです。






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