フィリピンが静止する日
とうとうフィリピン中が注目の一大イベントが、次の日曜日に迫ってきました。フィリピンでは誰一人知らぬ人のいない、6階級制覇のボクサーのマニー・パッキャオと、無敗の5階級制覇フロイド・メイウェザーの試合です。(試合のあるアメリカでは土曜日の夜)
もう5年前から何度かマッチメイキングされてきましたが、薬物検査の条件などで折り合いが付かず。その間、パッキャオが因縁のライバル、ファン・マヌエル・マルケスにまさかの6ラウンドKO負け。これが私たちのフィリピンへの移住直前で、テレビでのライブ映像は衝撃的でした。
一時は引退もささやかれたパッキャオ。しかし昨年4月にWBOのウェルター級のチャンピンに返り咲いて、今回ついにボクシングファン待望のビッグマッチが、実現の運びとなりました。
ここ10年ぐらいパッキャオの試合がある時は、マニラですら渋滞がなくなり、犯罪も減ると言います。実際、こちらに住んでから3回試合があって、このシライ市内でも、本当に街中が静かになったのは驚きました。
4月に入ったぐらいから、テレビでは試合関連のニュースや、パッキャオの過去の勝利した試合の再放送でヒートアップ。格闘技など嫌いな家内ですら、時々エラい真剣な顔してテレビ見てるなぁ。
この日曜日は、マルケス以来3年ぶりのビッグネームとの一戦。もしパッキャオが勝てばフィリピン挙げてのお祭り騒ぎでしょう。負けたら...ちょっと想像するのが恐ろしいほど、荒れるかも知れません。どっちにしても当日は、試合の後に出歩かない方が良さそうですね。
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