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独裁者と平和主義・事なかれ主義

以前の記事の再掲載です


相手が望むことを何でもするのは愛だろうか

幼い子供が危険なモノ(たとえばナイフなど)を欲していたとして、自由に与える親はいないでしょう



たとえ子供が取り上げられて泣き叫ぼうとも、注意して与えないようにします

もうすこし視野を大きくして社会問題で考えてみると、ある者が人質をとって立てこもったとします。その犯人の要望どおりにしないと人質の命の危険があるときはどうでしょう

犯人の要望を叶えれば、人質も救われ、犯人も喜ぶ。しかし、そうなれば犯罪者にとって住みやすい社会となり、犯罪は増え続け、被害者は増加し続けるでしょう

それでは、さらに視野を広げて国家レベルで見たらどうでしょう。ある国に独裁者がいて、自分の権力や命を保持したいがために沢山の人の命が犠牲になっているとします。

独裁者は危険な兵器で脅して、人質をとって立てこもる犯人のように、自分の望み通りにことが運ばなければ多くの命を危険にさらします

事なかれ主義であれば、独裁者の言うとおりに望みをかなえるでしょう。ですが、その代償として、より多くの被害者と、独裁者に有利な世界が展開していきます

相手の望むことをそのまま受け入れるのがすべて正しいのでもなく、愛でもない事があります

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