フィリピン妻の日本出張
フィリピン人と結婚してフィリピンに移住した日本人。移住2年半後にそのフィリピン人妻が、単身日本に業務出張。何やら妙な話です。4月に家内が日本のNGOに就職した話を投稿しましたが、今日はその続き。
その後、このNGOの支援で10名近いフィリピン人を日本への研修旅行に送り出し、家内は研修生のパスポートや日本でのビザ取得のために大忙し。日本のパスポートを持ってると、世界中多くの国でノービザで入国できます。ところがフィリピン国籍で日本に入国するのは、とっても面倒。家内と結婚して日本人の配偶者として呼び寄せるのにも半年かかったぐらい。
今回は招聘者が実績のある日本のNGOなので、それほどの時間はかかりませんでしたが、何しろフィリピン国外に出るのは初めての、出生届から書類揃えないといけないという人が数名いたので、本当に大変そうでした。
約3か月ぐらいかかって、出発直前にようやく準備完了。その働きが認められたのか、今度は家内本人に日本へ行かないかと声がかかりました。実は、長らく不在のメイドさんを慌てて探し始めたのも、この日本行きがひとつの理由。
家内の渡航に際しては、すでに数年前に日本での永住ビザを取得済みなので特に問題はありませんでした。しかし今度も他に6名のフィリピン人が一緒だったので、ちょっと手間はかかったようです。
それにしても、この研修旅行のスケジュール。たった10日間なのに、富士登山やら東京ディズニーランドやら、どう見ても観光旅行。まぁ何ヶ月とか何年とかいうのとは違うので、すぐに忘れてしまうような会議やプレゼンばかりに時間を使うよりも、日本のファンになってもらって、今後の活動のモチベーションにしようという意図なんでしょう。多くのフィリピン人にとって、まだまだ日本は憧れの国。日本に行くチャンスがあるとなれば、もっとたくさんの優秀な人材を集めやすくなるのは間違いありません。
さて、昨日の土曜日に無事成田空港に到着した家内一行。フェイスブックで動画通話すると、常夏フィリピンから10月末の東京なので、相当寒く感じているようです。厚着した家内が日本で短パンTシャツの私と息子がフィリピンにいるのは、生まれて初めて。やっぱり変な感じですね。
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