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メルセデスベンツC350eのムーステスト結果 ~参考比較でアテンザワゴンも~

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スウェーデンの行動回避テストである「ムーステスト」。
下の画像にある条件を、外側のパイロンを倒さずに何km/hで通過できるかってテストらしいのですが。
どうやら、Cクラスのプラグインハイブリッド「C350e」の結果が芳しくなかったようです。
その一方で、マツダのアテンザワゴンはなかなかの成績だったようで。

その一部始終、ご覧ください。



C350eは64km/hでようやくパス、アテンザワゴンは73km/hでパスしています。

ちなみに、このテスト結果が64km/hの一覧はこちらです。
昔のカローラより下ってオイッって突っ込んでしまいました。。

で、73km/hの方はこちら。
なかなかの顔ぶれかと。


C350eに関しては、おそらく下腹に抱えた大量のバッテリーの重みでしょうね。
これが原因で芳しくない結果になったように考えられます。

というか、素のC200とかC220d辺りの結果を見てみたいのですが、未だ実施していないようですね。
また、同じドイツDセグメントのプラグインハイブリッドであるBMW 3シリーズプラグインハイブリッド 330eの結果も気になるところですが、これも現段階では未実施のようです。

なお、これを受けてMBスウェーデンは「テスト時のタイヤの空気圧が適正でない」と抗議をしているそうな(笑)

まあでも、プラグインハイブリッドやEVの弱点を露呈した形になりましたね。
重心が下に集まるといえども、全体が重ければ何かと不利になるということでしょう。
ちなみに、eゴルフは65km/h、BMW i3も64km/hとあるので、やっぱりそういうことなんでしょうね。

ただし、バッテリーもいろいろと革新が起こっているようで将来的にはもっと軽量になってくるでしょうし、足回りの変更や電子制御の閾値等で改善の余地はあると思うので、これをもってプラグインハイブリッドの回避性能を悲観するのはさすがに拙速かと思います。
今後に期待です。


翻って、アテンザワゴン。

見た目や装備ばかりでなく、性能面でも欧州勢とガチで張り合えてますね。
やっぱ国産がこうだと嬉しいもんです。

ちなみに国産でこのムーステストが一番優れているのは、日産エクストレイル dCi 130 4×4(2014)で、その結果は80km/hとのことです。
これ、BMW M4クーペ(2014)以上ポルシェ991カレラ4S(2014)未満って感じなんですよね(驚
さすが、やっちゃえ日産w


NCAPなどの衝突試験ばかりじゃなく、こういう行動回避試験を見てクルマ選びするのもいいかもですね。

んでは!








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