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メルセデスベンツ、9段を超える超多段シフトを開発する気はないらしい。

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燃費性能の向上に繋がるといわれた、トランスミッションの多段化。
メルセデスベンツ的には、9段(9G-TRONIC)が最適とのことです。

4MATIC(AWD)システムのエンジニアでもある、マーカス・ソマー氏の話のようですが。
なんでも、9G-TRONICについて810億通りのコンピューターシミュレーションを行った結果、それが最適との判断に行き着いたんだとか。

まあおそらく、これ以上の多段化は若干の燃費向上効果はあるにせよ重量が重くなって効果が相殺されるとかもありますし、何より、開発と回収の費用対効果が成立しないってのが本音のような気もしますけどね。


ちなみに、フォルクスワーゲンは10段DSGの開発をちょっと前に中止しています。
http://audi-importcar.blogspot.jp/2015/09/vw10dsg.html

いっとき多段化合戦の様相を呈していたトランスミッション業界(?)ですが、どうやら9段(9速)辺りが限界なのかもしれませんね。
現在、超多段化トランスミッションを開発中の他社(フォード、GM、ホンダ、現代)がこの動きに追随するか、注目です。


んでは!








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