皆さん、バズワードという言葉をご存知ですか?wikiに無かったのでコトバンクから引用すると
”人に関心を持ってもらうため、もっともらしい説明が付けられた専門用語のこと。” コトバンクより
ビジネスや投資とか何かとバズワードが使われていることが多いです。今回は「バズワードに惑わされるな!」ということで少し書いていきます。
バズワードに惑わされるな!
バズワードって例えば?
近年だと、どんな言葉がバズワードになるでしょうか。数年前にやたらと言われていた「ビッグデータ」なんかは、まさにバズワードになってしまいました。
”ビッグデータとは市販されているデータベース管理ツールや従来のデータ処理アプリケーションで処理することが困難なほど巨大で複雑なデータ集合の集積物を表す用語である。” wikipediaより
昨年だと、このブログでもアホみたいに何回も登場している「フィンテック」も、もはやバズワード化していると思います。
バズワードはやっかい
「え?お前も何回も使ってんじゃん。タイトルの惑わされるな!ってどういうことだよ。」という話ですよね。このブログでは、何となくザックリした枠組みみたいなものを捉えてもらうために使っています。あとバズワードを批判するようなタイトルをつけといてなんですが、言葉を知っていること自体は悪いとは思いません。というか知っている方ががいいに決まっています。ただ何となく流行っているから使っている感じの人が多くなるとやっかいです。
フィンテックの例
このブログでも取り上げたことのあるMoney ForwardやZaimといった家計簿アプリがあります。これらはフィンテック関連の企業として有名です。しかし「家計簿アプリがフィンテック」という感覚は間違っていると思います。フィンテックはザックリ言うと金融とITの融合です。
”金融とは、資金余剰者から資金不足者へ資金を融通することをいう。” wikipediaより
家計簿自体は金融とは言えないので、フィンテックにあたりません。ではなぜこれらの企業はフィンテック関連と言われているのでしょうか。それはお金に関するデータを取ることができるので、フィンテックとしてこれから発展する可能性があるからだと私は思っています。良い例が先日紹介したfreeeです。
freeeは企業や個人事業主が利用する会計サービスです。しかしfreeeは企業がサービスを利用した会計データをもとに金融機関と連携して融資サービスを作っています。こうなると「フィンテックだなぁ。」と思えてきます。Money ForwardやZaimも個人間の融資がしやすくなるようなサービスを出してくるかもしれませんね。
バズワードはメディアが大好き
バズワードなどの流行り言葉は、注目されるのでメディアが積極的に使いたがります。だけど、あまりにもぼんやりとしすぎた感じで使ってしまっている例もあったりします。(このブログもぼんやり使っているかも。まぁ個人でやっているから許してください。)それをそのまま受け取ると、間違った感覚で捉えてしまう可能性があります。
結局、昔から言われているような事に落ち着いてしまいますが、しっかり自分で情報収集をして、取捨選択しましょう。言葉がどういう感覚で使われているのか自分で判断しましょう。ってことです。(最後がめっちゃ適当になってしまった。)
もう少し暇つぶし…
投資なんかで流行りの言葉があると、あまり情報感度が高くない個人投資家は関連銘柄に飛びついたりします。それで成功することもあるかもしれませんが、自分はあまり良い投資の方法だとは思いません。というのも、メディアが使って流行りはじめた言葉に飛びついた時には遅いことが多いです。情報感度が高い人や、プロの投資家はずっと前から、そのような銘柄を買っています。多くの人が流行りによって飛びつく時には売り抜けてしまいます。つまり流行ってから飛びついた後にガクッと株価が下がってしまうことがあるんですね。これはビジネスでも言えるかも。そして、ちょっと話がそれたかも。
コメント
コメントを投稿