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心理的節目を使った買う技術

株式市場は人間が動かしているものなので、おおよそ合理的でないことが起こります。

その一つとして、キリ番には注文が集まることがあります。
例えばある銘柄の株価が1005円とかだと、1000円に大きな売買の板が出現します。

本来1001円-1000円なんて1002円-1001円とほとんど変わらないはずなんですが、実際の板はだいぶ違います。
無理やり理由を探すなら、なんらかのノックインに関する攻防なども考えられますが、まあ本当の所は単なる心理的は節目でしょう。

しかし、これは自分が売買するときに利用出来ます。
例えば、その株を1000円くらいなら欲しいと思っていて、時価が1005円だった場合は1001円に指値をすると、約定確率が少し上がります。

逆に、安ければ買ってもいいけどなぁ・・という場合は、991円くらいで指値していても買えることがあります。1000円の壁が陥落した後は、ロスカットなども巻き込んでそのまま1%くらいはズルズル下がりがちだからです。

まあ私が買うときはパニック相場の時が多いので、約定優先でむしろ時価の1ティック高いところで指値することが多いのですが。(私は基本的に成行は使いません)

通常時に売買するなら、こんな小ネタもありますよ、というレベルの話です。


ちなみにこれは相場トリビアですが、為替相場で1ドル120円とかに心理的節目を感じるのは日本人だけらしいですよ。
外人はどう見てるんですかね?1JPY = 0.00833USDとかに見えてるのかな?



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