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戦略的な価格設定で日本市場に切り込んできたBMWのプラグインハイブリッド

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BMWのプラグインハイブリッドの内、庶民がなんとか手の届くであろうモデルがこれら。
2シリーズアクティブツアラーのプラグインハイブリッドである225xeと、3シリーズのプラグインハイブリッドである330e、遂に日本に上陸しました。

予てよりその価格を予想してきたわけですが。

・225xeは500万円台前半と予想
 http://audi-importcar.blogspot.jp/2015/09/bmw-225xe-phv4wdx1phv.html

・330eは600万円前後と予想
 http://audi-importcar.blogspot.jp/2015/11/dbmw-330e.html


思ったよりも安くてビックリ!
225xeがまさかの税込488万円からスタートで最も高いMスポでさえ税込509万円、330eに至っては税込554万円からスタートで最も高いMスポでさえ税込599万円ですから。
しかもそれらにはすべて、自動ブレーキや車線逸脱警告、さらにはLEDヘッドライトも標準装備されるわけで。

これ、相当頑張りましたね。
補助金はなさそうですが、他のPHVの補助金もいつまであるかもわかりませんからね。
補助金なしで闘える価格設定にしたということなんでしょう。


225xeはゴルフGTEやA3 e-tronとの競合になるんでしょう。
大きさ的にも用途的にも価格的にも、そのあたりだと思います。

しかし、価格面で引けを取らない上に4WDというアドバンテージがある225xe。
以前も書いた通り、A3 e-tronがかすんでしまいますね。
http://audi-importcar.blogspot.jp/2015/10/a3-e-tron-gte225xery.html

積載性や居住性といった実用面でも、ゴルフGTEよりも上ですし。
デザインや好みというのを考慮しなければ、225xeが欧州コンパクトセグメントのPHVで頭一つ抜け出たように思います。


330eはCクラスのプラグインハイブリッドC350eとの競合でしょうが、700万円オーバーのC350eとの価格差たるや100万円以上。
いくらメルセデスのレーダーセーフティが優れていようとも、大体似たようなものが330eにも付いていますし、その価格差を埋め合わせるのはかなり厳しいかと。

ちなみにどちらもFRですが、以前も書いた通り多少は雪道に強いと考えられます(さすがに4WDには敵わないでしょうが)。
http://audi-importcar.blogspot.jp/2015/09/evphv.html

さらにちなみにアコード プラグインハイブリッドでさえ税込み514万円もしますので、装備面でもそれよりも充実していて554万円からスタートする330eが、いかに戦略的な価格設定かということがわかるかと思います。


BMWってこういうマーケティングというか戦略が本当に上手ですよね。
メルセデスがC350eをいち早く入れてきたな~って感じでしたが、敵の手を読んでから駒を動かしてきた感じですし。

クリーンディーゼルとの二本立てでありながら、おそらく軸足はこちらに徐々に移していくのではないでしょうか。

さあ、どうするアウディ?(笑)
純ガソリン車な新型A4が500万円スタートなんて言っている場合じゃないぞww


以上、価格設定は大事だよって記事でした~w

んでは!







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