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牡蠣が安過ぎてヤバいと噂の岡山県備前市日生町へ行ったら、本当に牡蠣パラダイスだった!

こんにちは。

広島のイクメン、2児のパパです。

最初にお断りさせていただきますが、写真約100枚、中身が無い割に死ぬほど長文です。




「どっか魚介類が安く売ってるとこ、ねぇかな~」

「新鮮な海の幸が激安で手に入る市場とか」

「少し遠い方がドライブの口実にもなるし」

「どっか魚介類が安く売ってるとこ、、ねぇかな~~」


ブログを3年も続けているとイイことがあるもので、先日、イクメンライフハッカーのFacebookページに以下のようなメッセージをいただきました。

「先日は日生漁港まで足を伸ばし、牡蠣をいっぱい買って来ましたよ。岡山の牡蠣は激安!漁港では、朝早くから皆さん焼き牡蠣や魚介のバーベキューをしていました。」

出典 https://www.facebook.com/mytwochildrens/


牡蠣がいっぱい!?

牡蠣が激安!

焼き牡蠣に魚介のバーベキュー!!


何やら岡山が牡蠣まみれのエライことになっているらしい。せっかくメッセージをいただいたのですから、ブロガーの端くれ・切れっぱしとして、即行動。自分の目で確かめねば。

お出かけするのも楽じゃない


というわけで岡山の牡蠣状況を偵察に行くことになりました。

今回のお出かけにあたり、嫁さんから出された条件はただ一つ。


「金を使うな」


厳しい条件ですが、どうしても行きたいので仕方ありません。誓約書に高速道路は利用しない、本当に安いモノしか買わない、昼飯は倹約すると記載し承認を得ることができました(反故にするとブッ飛ばされる)

広島市内から岡山県東部の日生漁港まで、5時起きで一般道をぶっ飛ばすぜっ!


1時間半で福山市内を通過。

この時点で岡山まで片道200キロのうち、3分の1を消化。

広島から一般道で岡山、案外楽勝?


小腹が空いたので朝ごはん。

コンビニおにぎり一つで節約しました。


広島市内から一般道で岡山へ、まとめ


広島市内から一般道で岡山まで、所要時間は4時間少々。
自宅を5時過ぎに出発し、岡山県備前市に到着したのは9時過ぎでした。

今回のルートをまとめると下記の通りです。

ルートは自宅から国道2号線に乗り、海田町から東広島バイパスへ。
東広島バイパス終点の瀬野から2号線を東へ。
西條バイパス、尾道バイパス、赤坂バイパスまではハイペースで流れ至極快適。

赤坂バイパスを降りたところで国道2号へ。自分はそんな早くない割に前に軽自動車が現れると背面ベタ付け、対向車線にはみ出さんばかりに煽りまくる新型アルファード・ハイブリッドの後ろに付きペースアップ(稀に見る悪質なドライバーでした)

福山市内は微渋滞しており、赤信号ストップ&ゴー地獄。ちょっと進んでは赤信号の繰り返しに辟易しました。
倉敷で玉島バイパスに乗り、またまたペースアップ。
玉島バイパスから岡山バイパスへ。岡山市内に入り、3車線で恐ろしく流れが速い。ローダウンのDBA-RB1オデッセイが150kmくらいでぶっちぎっていました。

備前市に入り、国道2号線から国道250号線を日生町方面へ。20分弱走ったところで日生漁港へ到着。周辺は若干道が狭くクネクネしています。

今回は全て2号線&バイパス経由でしたが、岡山市から岡山ブルーライン経由で日生に向かった方が若干早いようです(Googleルート案内)

CX-5のマツダコネクトが岡山ブルーラインを進めてくれなかったのは何故なのかよく分りませんが、SKYACTIV-Dは一般道を200km走った程度では全く疲れませんでした。



真魚市(まないち)


開催日時 毎週日曜 午前7時~午後12時
場所 岡山県備前市穂浪2837-5(伊里漁港)
電話番号 0869-67-0016
その他 日曜日のみ開催。駐車場が混雑します。止めれないほどではありません。


岡山県備前市日生町で最初に立ち寄ったのがこちら、伊里漁港、真魚市。

伊里漁港、真魚市はノーマークでしたが、駐車場に岡山ナンバーの車がじゃんじゃん入っていたので釣られて入っていました。


真魚市で超ベテランドライバーにひかれそうになる


写真では分りにくいですが、ボケっと写真を撮っているとひかれそうになるくらい、車の出入りが激しいです。


危うく死ぬとこだった。


牡蠣パラダイス


なんじゃ、こりゃああ。。


右も左も、牡蠣だらけ。


身はパンパンに詰まってる。


しかもクソやすい。

殻付牡蠣が30個くらい入って1,000円ってなんなのよ。

新鮮な殻付牡蠣がざっくり1個30円ですよ、30円。

広島のスーパーで殻付牡蠣を買ったら1個100円とか150円はしますからね。


岡山県備前市日生町はマジで牡蠣パラダイス。


真魚市(まないち)名物、殻付牡蠣の詰め放題


極めつけはこれ、殻付牡蠣の詰め放題。

常に30人くらい並んでます。

制限時間は10分、1,000円で所定の袋に詰め放題となるシステムですが、皆さん地元の方なのでしょう、軍手や水作業用の厚手のビニール手袋など、準備万端。牡蠣を選別し袋に詰め込む作業はベテランのカキ打ちそのものです。


真魚市は鮮魚もスゴイ


牡蠣だけじゃありません。

新鮮な魚(というか活きてます)が所せましと並んでいます。


こちらのチヌは気の毒なことに何かを訴えるような目でクポクポされてました。

彼の今後に合掌。


真魚市は漁協の建物内と野外のテントで鮮魚が販売されています。

建物内は魚、野外テントは牡蠣比率が高い。




煮付けや壺焼きがおいしい(そこそこ美味しい)ドロサザエはトロ箱で500円。

正式名称は「腹足綱前鰓亜綱盤足目ヤツシロガイ超科オキニシ科オキニシ亜科ミヤコボラ属、ミヤコボラ」


もう少し分りやすくしろ。




これは美味しいエビ。

こんな感じでお魚パラダイスなのですが、敷地内は足元がベッチャベチャなのでクツがエライことになります。


スルメが作りたくなるスルメイカ。


私が一番買いたかった特大のワタリガニ(勿論見るだけ)

瀬戸内のワタリガニは高くなりました。本当に高くなった。私が小学生の頃は特大サイズでも1,000円前後、近所のスーパーで500円くらいのものを見かけましたが、、濃厚な内子が懐かしい。。


真魚市は鮮魚だけじゃない


魚以外もございます。

野菜や果物。


備前焼きは真魚市で買っとけ


備前焼きのツボやら茶碗やら。


焼き物は焼き魚しか興味がないのでよく分りませんが、備前で売ってるので備前焼きなのでしょう。

高いのか安いのかもよく分かりませんが掘り出し物のハズです。

備前焼きを買うなら真魚市へ。


こんな感じでにぎわっています。

駐車場の車は岡山ナンバーが8割以上と、地元民御用達か。


しかし、岡山。

本当に牡蠣が安い。


予算は1,000円、2,000円でも十分。どのお店で買うか迷うほどです。


というわけで、最初に立ち寄った真魚市で岡山牡蠣は笑えるほど安いことが分ったのですが、ここでは「1袋100円のジャガイモ」を購入しただけで次の目的地に向かいました。


次の場所でもっと安い牡蠣を見つけたら、ショック死しますからね。


牡蠣処をハシゴする


次の目的地は山陽マルナカ穂浪店。備前海の駅というスーパーに魚市場がセットになったドライブ好き・魚好きのパラダイスです。


ここも駐車場は大混雑。

真魚市よりは県外ナンバーの車が多いです。


山陽マルナカ穂浪店「備前海の駅」


営業時間 午前9時~午後21時
場所 岡山県備前市穂浪2541-1
電話番号 0869-67-3811


トイレを済ませ目当ての備前魚市場へ。


おおお!


魚マニアが泣いて喜ぶ生け簀があるじゃありませんか。

魚が高い安いに関わらず、生け簀は面白い。


当然ですが備前魚市場は生け簀だけではなく、魚、魚、魚のお魚パラダイス。

どれもこれも、鮮度はバツグンです。



価格は、、激安ってほどでもないかな。

正直でゴメンナサイ。


結局ここでも何も買いませんでしたが、見ているだけでテンションが上がるお魚天国でした。

魚好きは一度は備前魚市場へ行ってみましょう。


日生(ひなせ)牡蠣祭り


続いて向かったのはいよいよ本日の目的地、日生漁港、五味の市。

備前魚市場からは車で10分もかからない、、のですが、何とこの日は日生牡蠣祭りの開催日。

江田島、音戸、倉橋と牡蠣祭りは3週連続で行ってますので祭りは満足しているのですが、思い付きで来たため日生牡蠣祭りの日と知らず、五味の市周辺は一方通行&大混雑です。


まいった、まいった。。


駐車場待ちに並ぶこと10分、五味の市に入ることが出来ました。

有名な牡蠣祭りなのか、神戸など県外ナンバーだらけです。


日生の魚市場「五味の市」


営業時間 午前9時~午後16時
定休日 毎週火曜日、火曜日が祝日の場合は水曜日
場所 岡山県備前市日生町日生801−4
電話番号 0869-72-3655

その他 牡蠣祭り開催日は周辺道路が一方通行になり、どえらい目に合います。


五味の市の表記が見えませんが、ここが五味の市。

牡蠣祭りに並ぶ行列のスキマを通り、市場へ入ります。


おおお!


こりゃあ、、






牡蠣、牡蠣、牡蠣!

まさに牡蠣パラダイス。

というか牡蠣しかない。

正直、この日は牡蠣を見すぎて気持ち悪くなっていましたが、日生漁港の五味の市には河原の石ころのように牡蠣が大量に並んでいます。


こういう日に来れば魚もあるのでしょうね。

「ぎょ魚っと祭」は次回の楽しみにとっとこ。


日生の魚市場「五味の市」はこんな感じで大賑わいでございました。


時刻は12時前。

牡蠣の見すぎで気分が悪くなったので、みそ汁飲んで気分転換しました。



真魚市、備前魚市場、五味の市を比較する


さて、真魚市、備前魚市場、五味の市と3ヶ所の牡蠣パラダイスを見てきましたが、、

わたくしが本日のお土産に牡蠣を買う場所に選んだのは、、、


最初に立ち寄った伊里漁港、真魚市(まないち)

※五味の市から真魚市までは車で10分少々。ハシゴも楽勝です


真魚市で牡蠣を買うことにした理由は、、

(こんな高いのを買うわけじゃないですよ)


「カキいかがですか~」

「たくさん入って安いですよ~」

と頑張る売り子の小学生に、「後でまた来るわ」と約束してたから。


ちなみにこちら、

殻付牡蠣と一緒に植木鉢を買ったのではありません。


ビニール袋に底が穴あきの植木鉢を入れ、
新聞紙を敷き、
そこに牡蠣を流し込む。


穴あき植木鉢を抜けば牡蠣の袋詰めが完了するわけです。


小学生から仕事のお手伝いしてエライですね。


殻付牡蠣のお土産をゲットしたところで本日のミッション完了。

時刻は昼過ぎですが、せっかく岡山まで来たので「きびだんご」、ではな帰り道で立ち寄りやすい、吉備津神社でも行ってみることにしました。


吉備津神社


場所 岡山県岡山市北区吉備津931
電話番号 086-287-7644


当社、吉備津神社は岡山県岡山市にあり、大吉備津彦大神を主祭神とする山陽道屈指の大社です。
大吉備津彦大神は、記紀によれば、崇神朝四道将軍の随一として、この地方の賊徒を平定して平和と秩序を築き、今日の吉備文化の基礎を造られたとされています。古来より、吉備国開拓の大祖神として尊崇され、吾国唯一の様式にして日本建築の傑作「吉備津造り(比翼入母屋造)」の勇壮な社殿、釜の鳴る音で吉凶を占う鳴釜の神事、また桃太郎伝説のモデルなどで知られています。

出典 http://www.kibitujinja.com/about/


真魚市から吉備津神社までは1時間弱で到着。

さすが走りの楽しいマツダCX-5、ここまで一般道を250キロ走って疲労は一切ありません。まだまだ1,000キロくらいは走れそうです。


知ってますか?

神社には2種類あります。

階段の少ない神社と、多い神社。


吉備津神社は後者でした。


歩くのメンドクサイ。



「パンパン!」

「お金持ちになれますように・・・」

ミッション完了。


せっかくなので敷地内を散策。





広い広い。。


どこまで続くんや。。


マジかよ。。



オッサンらしくダッシュで駆け昇りました。


頑張った後にはご褒美をいただきたいものですが、小銭を失うだけ。









またこれを歩いて帰るのか。。


ここで肝心なことを思い出しました。

私は歴史に全く興味が無いのです。


なんで吉備津神社に立ち寄ってしまったのだろう。。


お土産を物色して、広島へ。

時刻は1時半。お腹が空いてきましたが、時間が無いのでお昼もコンビニおにぎりかな。。


バイパスを走っていると、、


肉!


「チョットのぞいてみよう」のつもりが、美味しそうなお肉の香りに負け、お昼ご飯は焼肉となりました。

金を使うな、という指令を受けてますがこれは昼飯です。必要経費のハズ。


メッチャうまい!


人間は弱い生き物です。

お腹がいっぱいで運転がめんどくさくなったので、高速をぶっ飛ばすことにしました。

「お金を使うな」という指令はムシしておこう。。


(というわけであっと言う間に帰宅)


帰宅後の楽しみはこちら。

キレイな牡蠣です。


その前に子どもたちへお土産。

ママへのお土産は忘れました。



何がしたいのかよく分りませんが、楽しそうでなによりです。


最後に広島市民なので広島牡蠣の話。

広島県のかき生産量は全国1位。2008年の全国の総生産量は3万52トン、そのうち1万7497トン、つまり58.2%を広島県が占めています。

私が魚屋で仕事をしていた頃も最高の牡蠣と言えば広島産の牡蠣。特に太田川からの豊富なミネラルで育った廿日市地御前産の牡蠣は市場で最も高値で取引されていました。

以上、岡山の牡蠣も広島の牡蠣もウマいよ、という話でした。

広島産の牡蠣が美味しい理由


広島かきの美味しさの秘密は、広島湾が養殖に最適な環境であること。それは波が穏やかである事や、筏が安全に設置できる地形であるなど様々な要因がありますが、かきのエサとなる植物プランクトンが豊富という事も挙げられます。 
植物プランクトンは陸上から補給される栄養塩(窒素・リン・ケイ酸など)により増殖します。その栄養塩を海に供給しているのが大田川。さらに豊かな太田川の水源となるのが中国山地なのです。 
中国山地の豊かな森林は、落ち葉が分解されてできたスポンジ状の層(腐葉土層)に雨水を蓄えます。そこで、雨水に含まれているゴミを取り除きつつ、窒素やミネラルなどを補いながら良質な水を生成し、時間をかけて大田川へ流し出します。そこからいくつかの支流を経て、広島市内へ流れる京橋川、天満川、元安川などに分流して広島湾に注いでいます。

出典 http://www.hs-gyoren.jp/h-kaki.html

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